出版社内容情報
《内容》 ◆MEDSiバイオ実験法シリーズの特徴◆●オックスフォード大学出版局から発売されている“The Practical Approach Series”は,バイオサイエンスの最新・最重要のテ ーマと実験方法をわかりやすく紹介することで,世界中の研究者の圧倒的な支持を獲得している。●本シリーズは,このべストセラーシリーズからとりわけ好評のタイトルを選び,わが国の第一級専門家が翻訳したものである。●世界の最先端の研究室で行われている実験がわかり,そこから新たな実験のアイデアも 見えてくる,魅力的な内容のシリーズである。■発生生物学で多用される動物の飼育,産卵,in vivoにおける胚の操作,全胚や胚細胞の組織培養テクニック,発生生物学固有のマイクロマニピュレーション,細胞学的技術,そして今や欠かすことのできない分子生物学的手法を,明快かつ箸の上げ下ろしならぬピンセットの使い方から装置の組み立て方まで具体的に記載した実験手引書。実験初心者からすでに実験を行っているが困難に出会っている研究者まで幅広く役に立つ内容の書。 《目次》 目次 基本テクニック:胚の取り扱い 1ショウジョウバエ胚 2線虫胚 3新口無脊椎動物の胚と幼生 4ゼブラフィッシュ胚 5アフリカツメガエル 6鳥類胚 7着床後の哺乳類胚 8胚の写真撮影の簡単な方法 実験発生学的テクニック 9原基分布図と細胞系譜解析 10ショウジョウバエ胚へのマイクロインジェクション 11アフリカツメガエルにおける細胞移植 12鳥類胚の移植操作 13ニワトリ肢芽 14核移植 15レーザーによる細胞破壊 細胞学的テクニック 16微速度撮影ビデオ顕微鏡によるin vivoでの細胞運動の研究 17アフリカツメガエルの誘導アッセイ 18鳥類胚神経冠細胞の培養法 19胚性幹細胞とジーンターゲティング 20レトロウイルスを用いた遺伝子の導入 分子生物学的テクニック 21胚試料の免疫細胞化学 22RNaseプロテクショナッセイ 23cDNAライブラリーの作成 24RT-PCR法による遺伝子発現の解析25PCRを用いた遺伝子のクローニング 26in situハイブリダイゼーション
内容説明
本書は、発生生物学で多用される動物の飼育、産卵、胚発生のさせ方、発生生物学固有のマイクロマニピュレーション、細胞学的技術、そして今や欠かすことのできない分子生物学的手法が、きわめて懇切丁寧に記載されている。
目次
1 基本テクニック―胚の取り扱い
2 実験発生学的テクニック
3 細胞学的テクニック
4 分子生物学的テクニック