出版社内容情報
《内容》 老化のしくみがおぼろげながら見えてきた。テロメラーゼの解析から進んだ細胞老化のしくみと老化促進因子群、そして脳の老化へと、個体としての老化を考える一冊。
内容説明
老化は遺伝子的宿命か、それとも環境要因によるものなのだろうか。老化によって細胞数だけでなく、心身の活動を支えるエネルギー代謝までもが減るのはなぜだろうか。さらに本書では、老化によって引き起こされる痴呆やがん、動脈硬化、糖尿病といった病気のしくみに迫る。遺伝子、細胞、そして個体のそれぞれのレベルを見つめ、老化のすべてを考える一冊。
目次
1 加齢と老化(エイジング)
2 プログラム説とエラー破局説
3 テロメア短縮と細胞周期の制御
4 活性酸素と老化
5 脳の老化
6 老化とヒトの病気