キーワードで理解する転写イラストマップ

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  • サイズ B5判/ページ数 204p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784897065793
  • NDC分類 467.2
  • Cコード C3045

出版社内容情報

《内容》 「教科書」にも「用語辞典」にも使えるシリーズ第3弾!
転写制御のメカニズムと因子の関係が整理でき,さらに生命現象とのかかわりが一目でわかります.
<本書の特徴>
●基本転写システムから転写制御機構,さらに発生・エピジェネティクスといった生命現象とのかかわりまで,重要キーワードを完全網羅
●キーワード同士の関連性を「イラストマップ」で図示し,「概論」でわかりやすく説明,全体像がすぐつかめる
複雑な転写機構がこれ1冊でよくわかる!    

《目次》
1)基本転写機構
i)転写機構 ◆田村隆明 概論
イラストマップ[RNAポリメラーゼII系遺伝における転写サイクルの概要]
Keyword 1 プロモーター
2 基本転写因子
3 転写の全プロセス

ii)RNAポリメラーゼ ◆木村 誠 概論
イラストマップ[転写サイクル中のRNAポリメラーゼII]
Keyword 1 RNAポリメラーゼのサブユニット
2 RNAポリメラーゼIIの構造
3 CTD
4 RNAポリメラーゼIIホロ酵素

iiI)基本転写因子 Part1 ◆大熊芳明,田中亜紀 概論
イラストマップ[RNAポリメラーゼI,II,IIIとそれらの基本転写因子による転写開始前複合体の形成]
Keyword 1 転写開始前複合体の形成
2 TFIIB
3 TFIIF
4 TFIIE
5 TFIIH

iv)基本転写因子 Part2 ◆田中祐司,馬渕智子,田村隆明 Keyword 6 TBP
7 TFIID
8 TFIIA
9 RNAポリメラーゼI系
10 RNAポリメラーゼIII系

v)転写伸長を制御する因子 ◆和田忠士,山田朋子,相田将俊,久保知大,遠藤正紀,成田 央,山口雄輝,半田 宏 概論
イラストマップ[転写伸長反応に影響を与える諸因子]
Keyword 1 DSIF
2 NELF
3 P-TEFb
4 FACT
5 Spt6
6 ヌクレオソームの通過

2)転写コファクター ◆広瀬 進 概論
イラストマップ[転写コファクター]
Keyword 1 コアクチベーター
2 コリプレッサー
3 普遍的コファクター
4 p300/CBP
5 PCAF複合体
6 SAGA複合体
7 MBF1

3)クロマチンの制御 ◆奥脇 暢,永田恭介 概論
イラストマップ[クロマチン構造変換機構の例]
Keyword 1 ヒストン
2 ヌクレオソーム
3 ATP依存性クロマチンリモデリング因子
4 ヒストンシャペロン
5 ヒストンアセチル化修飾
6 ヒストンメチル化修飾
7 DNAメチル化
8 クロマチンドメイン

4)転写と他の核機能との関連 ◆田村隆明,大熊芳明 概論
イラストマップ[転写と他の核機能は関連をもって進められる]
Keyword 1 転写とRNAプロセシングの関連
2 転写と複製の関連
3 転写とDNA修復


第2章 細胞機能と転写制御因子
1)転写制御因子の構造とその活性制御 ◆田村隆明 概論
イラストマップ[転写因子の構造とその活性制御]
Keyword 1 転写因子のモチーフ構造
2 転写活性化機構
3 転写因子の活性制御
4 転写因子のリン酸化
5 局在性の制御
6 ユビキチン化/SUMO化

2)構成的遺伝子発現 ◆山口雄輝,加部泰明,半田 宏 概論
イラストマップ[構成的遺伝子発現のメカニズム]
Keyword 1 ハウスキーピング遺伝子
2 CCAATボックス結合因子
3 GCボックス結合因子

3)誘導的遺伝子発現とシグナル伝達 ◆黒柳秀人,萩原正敏
以下略

内容説明

複雑な転写メカニズムと因子の整理ができ、生命現象との関連が一目でわかる。

目次

第1章 基本転写とそれを支えるシステム(基本転写機構;転写コファクター;クロマチンの制御 ほか)
第2章 細胞機能と転写制御因子(転写制御因子の構造とその活性制御;構成的遺伝子発現;誘導的遺伝子発現とシグナル伝達 ほか)
第3章 生命現象と転写(発生と形態形成;組織特異的遺伝子発現;細胞の増殖制御と癌化 ほか)

著者等紹介

田村隆明[タムラタカアキ]
1974年北里大学衛生学部卒業、’76年香川大学大学院農学研究科修了。’77年慶応義塾大学医学部助手(微生物学高野利也教授)、’81年基礎生物学研究所助手(御子柴克彦教授)、’91年埼玉医科大学助教授(第二生化学村松正実教授)を経て、’93年千葉大学理学部生物学科教授(’97年より現職)。この間博士研究員として’84~’86年にストラスブール第一大学生化学研究所(P.シャンボン所長)に留学。TBP‐like proteinやTBP‐interacting proteinなど、独自に同定した因子を用い、基本転写機構と細胞増殖、分化、さらにはストレス応答との関連について研究を行っている
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感想・レビュー

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yori

0
★★★☆☆ 複雑だ。。。2011/12/02

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