内容説明
情報技術は官僚制にどのような変革をもたらすのか。制度論的視野から米国の先進事例をひもとき、２１世紀の行政制度の方向を探る。
目次
第１部 理論（序論；サイバースペースを活用した政府の抜本改革；ネットワーク・コンピューティング；官僚制；組織間ネットワーク；演用技術―制度論的視点から見た情報通信技術）
第２部 ケーススタディ（国際貿易データシステム；国際貿易データシステムの演用；中小企業向け仮想政府機関；サイバースペース上の軍事指揮と統制；結論）
著者等紹介
ファウンティン，ジェーン・Ｅ．［ファウンティン，ジェーンＥ．］［Ｆｏｕｎｔａｉｎ，Ｊａｎｅ Ｅ．］
米国・デジタル政府研究センター所長。マサチューセッツ州立大学アマースト校（政治学部兼公共政策管理センター）教授。専門：政治学、公共政策学。ハーバード大学ケネディ行政学院準教授（２００５年８月まで）。政治学、組織行動論の両分野においてイェール大学博士号取得（１９９０年）。著書の『Ｂｕｉｌｄｉｎｇ ｔｈｅ Ｖｉｒｔｕａｌ Ｓｔａｔｅ』は米国図書協会傘下団体の発行する書籍レヴュー月刊誌ＣｈｏｉｃｅのＯｕｔｓｔａｎｄｉｎｇ Ａｃａｄｅｍｉｃ Ｔｉｔｌｅ ２００２を受賞
奥村裕一［オクムラヒロカズ］
東京大学特任教授（大学院法学政治学研究科）、２１世紀ＣＯＥプログラム「先進国における“政策システム”の創出」所属。ハーバード大学ケネディ行政学院客員研究フェロー（２００５年４‐６月）。日本貿易振興機構アジア経済研究所理事、京都大学大学院法学研究科客員教授、三井住友海上顧問、経済産業省貿易経済協力局長、総務審議官、資源エネルギー庁公益事業部長、通産省鉄鋼業務課長、ＡＰＥＣ推進室長などを経験（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
