内容説明
二〇〇〇年に発足した介護保険。今、現場からは「「介護予防」とは?」「サービスを充分受けられない」「地域格差が拡大している」「介護士では生活できない」といった戸惑いの声が挙がっている。サービス利用者、その家族、介護従事者、行政担当者、政治家等、多数の関係者へのインタビューをもとに、早急に求められる処方箋を考察する。
目次
第1章 介護サービスが必要となったら
第2章 現場と政策とのあいだ
第3章 介護予防システム―その仕組みと有効性
第4章 介護保険の原点は何か
第5章 介護労働者から見る現場
第6章 障害者福祉における介護
終章 現場へ歩み寄るための道筋
著者等紹介
結城康博[ユウキヤスヒロ]
1969年生まれ。淑徳大学社会福祉学部卒業。法政大学大学院修士課程修了(経済学)、同大学大学院博士課程修了(政治学)。地域包括支援センター勤務(社会福祉士・ケアマネジャー・介護福祉士)後、現在、淑徳大学准教授。教鞭を執る傍ら非常勤ケアマネジャーとしても勤務。専攻は社会保障論、社会福祉学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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