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中学受験「国語嫌い」は親が救う

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  • サイズ 新書判/ページ数 285p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121504364
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C1237

内容説明

「国語嫌い」の小学生は少なくない。しかし、国語はあらゆる教科の基本である。嫌いなままにしておいては、中学受験で不利になることはもちろん、その後の人生にも支障を来す。わが子の「苦手な国語」を得意に変化させ、同時に人間としても成長させられる指導方法を詳細につづる。

目次

1 基礎編(「読書」と「読解」;国語で成長する子どもたち;国語を学ぶ―学校・塾・家庭;国語が苦手な子どもたち;苦手な国語の解決法;国語の土台を一〇歳までに作る)
2 実践編(「音読をしながら、印つけとメモ書き」の読解法;「音読をしながら、印つけとメモ書き」の実践)

著者等紹介

早川尚子[ハヤカワナオコ]
東京都生まれ。慶應義塾大学文学部国文科卒。家庭教師として、24年間の中学受験生(わが子を含む)の指導経験をもとに、立ちあげたホームページ「国語の寺子屋」にて、ていねいに読むことを軸とした小学生のための読解法を提示した。2006年に出版された『中学受験 お母さんが教える国語』(ダイヤモンド社)では、その指導を「音読しながら、印つけとメモ書き」の読解法としてまとめ、以降3冊のシリーズとなる。現在、不定期ではあるが「お母さんが教える国語 親子教室」を都内で開き、集団授業と個別指導を合わせた独特の授業を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りょうみや

7
中学受験を抜きにしても得られるものはある内容。国語を学ぶ理由は、質の高い人格を形成するためと言い切る。子供の精神の発達過程とその成長に合わせた国語学習の仕方の説明がとても分かりやすい。子供にとって読書と読解は一致した行為ではなく、読書をいくらしても読解力がつくとは限らない。読解を始めるのは10歳ごろが適切で、それまでは「ていねい・正確な」国語の土台を築いておかねばならないが、肝心の勉強法は音読、書写、日記などで子供は嫌がりそう。幼児期はやはり絵本の読み聞かせ。2016/09/18

たか

7
著者の提案するやり方は手間がかかるから意見がわかれそうです。2015/03/30

tsubakitoiimasu

1
国語が苦手な子どもたちの分析が興味深かった。 子供たちはどのタイプかな。。 国語(読解)は、塾任せにしがちだけど、親が丁寧に見る必要があるのだなと反省した。

カフェと本♥

1
読書好きの子が必ず国語のテストができるとは限らない。読書と読解は別物だからだ。文章を自由に楽しむのが読書。文章を読んで内容を正しく理解するのが読解。読解には訓練が必要。印つけ、メモ書きをして丁寧に読む。タイトル通り、親が根気よく付き合わないと、子どもに読解力をつけるのは難しいと思った。2018/07/16

ぽっくん

1
「国語の問題って難しくない?読書は好きなのに・・・」 「どれどれ・・・って、問題文むっちゃきれいじゃん!!!」 「?いけないの?私本読むときも線はひかないタイプなの♪」 「でも、これは読書じゃなくて読解だからなぁ~・・・読み跡や印をつけた方が問題解きやすいよ?」 「どうやってつけるの?」「これ読んでみなよ♪」2014/12/01

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