内容説明
首都マドリードを本拠地とするレアル・マドリードと、熱狂的ファンに支えられクラブ以上の存在と言われるFCバルセロナは十九世紀末の創立以来、サッカーにとどまらず激しく対立してきた。スペイン史、民族問題ともからむ両チームのライバル関係の歴史・構造を、節目となる試合・事件とともに活写。
目次
第1章 レアル・マドリードとバルサを知るための基礎知識(レアル・マドリードvsバルサ=巨人vs阪神?―「国家」と「民族」;「民族」は歴史的なもの ほか)
第2章 レアル・マドリード、バルサ誕生―スペイン・サッカーの黎明期(スペイン・サッカー事始め;レアル・マドリード誕生 ほか)
第3章 スペイン内戦への道―そのときサッカーは…(スペイン共和国成立―レアル・マドリードが「レアル」でなくなった日;内戦中の「マドリード」(レアル・マドリード)とバルサ)
第4章 内戦後のレアル・マドリードとバルサ(フランコ政権による報復の中で;カタルーニャ文化の弾圧 ほか)
第5章 バルサの新時代の幕開け(「クラブ以上の存在」;グルセタ事件 ほか)
著者等紹介
田澤耕[タザワコウ]
1953年横浜市生まれ。一橋大学社会学部卒業。東京銀行勤務を経て、大阪外国語大学にて修士号取得。バルセロナ大学大学院にて博士号(カタルーニャ語学)取得。法政大学国際文化学部教授。専門はカタルーニャ語・カタルーニャ文化。2003年カタルーニャ自治政府より「サン・ジョルディ十字勲章」を、2009年外務大臣表彰を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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