出版社内容情報
ファッション界を席巻するスニーカー。定価の数十倍で売買される人気スニーカーは国境を越えた争奪戦が起き、アメリカはもちろん、中国や中東など各国で富裕者層の所有欲求を満たすアイコンに。ネットはスニーカーの写真や動画で溢れ、まるで株式のごとくリアルタイムで売買するマーケットまで成立した。『Boon』(祥伝社)や『UOMO』(集英社)で編集を務め、長くその栄枯盛衰を見た小澤匡行氏はそうした状況を見て「それはもはや私たちが知っているスニーカーではないのかもしれない」「ターニングポイントはかつて日本で大ヒットしたナイキ『エア マックス 95』だった」と指摘する。業界の第一人者で、著書『東京スニーカー史』(立東舎)も好評を博した著者がこれまで、そしてこれからのスニーカーの行方を整理。歴史、経済、そしてカルチャー。スニーカーには、そのすべてが投影されている!
内容説明
国境を越えて争奪戦が起き、富裕者層の所有欲求を満たすアイコンとなったスニーカー。YouTubeはスニーカーの動画で溢れかえり、株式のように売買できるマーケットまで成立。長くファッション誌に携わってきた著者はこの状況を「ターニングポイントは『エアマックス95』だった」と指摘する。あの一足で世界はどう変わり、この先どうなるのか?歴史、経済、そしてカルチャー―。スニーカーには、そのすべてが投影されている!
目次
第1章 “テン”年代のスニーカー―キーワードは「便利さ」と「複雑さ」
第2章 「シューズ」から「スニーカー」へ―1990年代前半までに何が起きたか
第3章 1995年のエアマックス―世界の何を変えたのか
第4章 インターネットとスニーカー―冬の時代の先で
第5章 変容するスニーカー―ストリートとともに
最終章 スニーカーの今とこれから―誰の、何のための存在か
著者等紹介
小澤匡行[オザワマサユキ]
1978年千葉県生まれ。編集者。大学在学中に1年間、米国フィラデルフィアにて生活。帰国後『Boon』(祥伝社)にてライター業を開始。現在メンズファッション誌、カルチャー誌を中心に、メディアを横断して編集・執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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