内容説明
7年間の苦しみの末にたどり着いた、実体験にもとづく治療法。医師である著者は、薬に頼らずこうして「うつ」を克服した。
目次
1章 うつの本当の原因は? 精神科医の僕が「うつ」になった理由
2章 いまの医療への疑問 「薬」では僕のうつも患者さんのうつも治せない
3章 うつと心の関係 僕は「考え方」を変えてうつを克服した
4章 心に効く方法 僕が変われたのだからあなたも、きっと変われる
5章 体はそれを望んでいる 僕は「食生活」を変えてうつを克服した
6章 家庭、職場、学校…僕は「人間関係」を変えてうつを克服した
著者等紹介
宮島賢也[ミヤジマケンヤ]
1973年、神奈川県生まれ。防衛医科大学校卒業後、自衛隊中央病院、栄養療法のクリニック院長を経て、現在、湯島清水坂クリニック院長。薬を使わない精神科医として活動中。健康回復や幸せ増進の講演、メンタルセラピストの養成にも力を注ぐ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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新天地
4
数年前に新書版を読み試し、今年に入ってからこのバージョンを読みつつ再び試して思うことは「それができたら苦労はしない」だ。アファーメーションは効果がある。しかしどうにも義務化してしまう。人間関係の改善とそこでの意識の改善・発想の転換も「できるわけがない」とは思っていないが常に悪戦苦闘。ナチュラル・ハイジーンについてはひたすらつらい。助けにはなるけど、どうにも書いてあることを義務化してしまい上手く次へつなげることができない。しかし説得力はあるし、実行したいと思わせる。2017/10/23
nemunomori
4
「うつ」は、自分がこれからどうありたいか、何をしたいのか、考えるチャンスなんだという言葉に救われました。 相手をまるごと認めること、尊敬すること、待つことは、親子関係ばかりでなく、大切な人との絆を深めるために、あるべき心の持ち方だと思いました。読みやすいレイアウトです。2017/10/13
saboten130
3
偶然だろう?という内容も含まれていますがこれを行うことができたら楽になるのかな??この先生を訪れるまでのハードルは高そうだ。2013/05/20
free071204
1
91 2018/06/05
Masako3
1
★☆☆ 抗鬱剤は根治に寄与しないと明言されたことは素晴らしい。この方は典型的なアダルトチルドレン。食事療法はおそらく偏りすぎ。ご本人も強要せず、あくまで自分のケースだとおっしゃっているが、これを鵜呑みにする患者さんがいるだろうから、記載はない方が良いと思った。2018/01/21