内容説明
日本社会に、何が起きているのか?社会階層論の視点から現代日本社会の不平等構造を考える。
目次
第1章 階級構造
第2章 アメリカ社会と階層研究
第3章 日本における階層構造の捉え方とその展開
第4章 社会移動と機会の不平等―第一世代の階層研究
第5章 階層研究における地位達成モデルの導入―第二世代の階層研究
第6章 移動表分析とログリニア(対数線形)モデル―第三世代の階層研究
第7章 制度と階層移動の媒介過程―家族的背景と教育達成との結びつき
第8章 日本と韓国における親の子どもの教育に対する関わりと学業達成
第9章 学校から労働市場への移行とキャリア形成
第10章 グローバリゼーションと労働市場をめぐる制度編成
第11章 東アジアの労働市場の制度編成と自営業への移動
第12章 国際移民と社会階層
著者等紹介
竹ノ下弘久[タケノシタヒロヒサ]
上智大学総合人間科学部准教授。1971年長崎県生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。修士(社会学)。日本学術振興会特別研究員、慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所研究員、静岡大学人文学部准教授等を経て現職。専門分野は、社会階層論、比較社会学、計量社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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