出版社内容情報
AI、スタートアップ、先端技術……。宗教と伝統が息づく中東の小国はいかにしてイノベーション大国となったのか? 現役外交官がその秘密を語り尽くす!
内容説明
近年、スタートアップ企業の急増等により世界から熱い視線を浴びるイスラエルは、建国後わずか七〇年で最先端技術大国の地位を確立した。古代から続くユダヤの伝統を大切にしながら、なぜ彼らはイノベーションを起こし続けられるのか?高出生率、家族中心の伝統、常識を打破する反骨心、市民社会と軍隊の関係、徹底した安全保障意識と自存自衛の精神…。少子化や経済・社会の不安に喘ぐ日本の未来を考えるヒントとして、現役外交官がイスラエルを縦横無尽に語り尽くす!
目次
序章 イスラエルに関心を持つべき五つの理由
第1章 イノベーションの起きる国―躍進の起源とそのわけ
第2章 イスラエルの強さの秘密
第3章 イスラエルが抱えるリスクとは?
第4章 イスラエルとのビジネス協力―壁を突破するために
第5章 高まるイスラエルの政治的存在感
第6章 日本の役割
終章 イスラエルを通して振り返る日本
著者等紹介
大隅洋[オオスミヨウ]
1966年生まれ。東京大学経済学部卒業ののち外務省入省。米コロンビア大学大学院修了(国際関係論)。国際エネルギー機関(IEA)アジア太平洋・ラテンアメリカ課長、経済安全保障課課長、在イギリス日本大使館公使などを経て、2017年7月から2019年6月まで在イスラエル日本大使館公使を務める。現在は大臣官房サイバーセキュリティ・情報化参事官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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