内容説明
“がん”の現況をわかりやすく解説。最新の分子生物学、生化学、細胞生物学、遺伝学などはもとより、chemopreventionという言葉で代表されるがんの予防、疫学、がんの最新の診断・治療方法などの臨床医学も網羅した。
目次
1 がんはどのようにできるのか(なぜがんができるのか―がんの発生;がん細胞はなぜ増えるのか―がんの増殖;がんはなぜ転移するのか)
2 がんができるとどうなるか(局所作用と全身への影響;血液の変化;がんと免疫;がんとホルモン)
3 がんの予防(大腸がんの発生に影響を与える環境因子;食物繊維による大腸がん予防の知見;化学物質によるがん予防(化学予防))