文庫クセジュ<br> チベット―危機に瀕する民族の歴史と争点

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チベット―危機に瀕する民族の歴史と争点

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  • サイズ 新書判/ページ数 143,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784560509388
  • NDC分類 319.229
  • Cコード C1222

内容説明

「世界の屋根」と称され、長いあいだ雲上の別世界だったチベットは、おしつけられる近代化に直面している。本書は、七世紀の帝国成立からの歴史や現状を紹介するとともに、インドなど近隣諸国との複雑な関係をわかりやすく解説する。チベット問題のこれからを考えるための一冊。

目次

第1章 座標軸(錯綜する問題;起源;王国と制度;二重の視線;別個の世界)
第2章 チベットの地政学(中国政権の攻勢;インドの逃げ口上;現代の「グレート・ゲーム」)
第3章 資源と所有欲と争点(夢想;アジアの水がめ;西方の宝の家;インドのジレンマ)
第4章 危機に瀕する民族(チベットとダライ・ラマ、運命共同体;崩壊寸前の文化;国際舞台のチベット)

著者等紹介

井川浩[イカワヒロシ]
1949年生まれ。1971年國學院大学文学部卒業。実務翻訳・通訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nagoyan

12
優。原著2008年。翻訳2009年。北京オリンピックの影でチベットの弾圧。1950年のチベット侵攻に沈黙した国際社会は、当時も口を紡ぐ。仏人ジャーナリストは、中国の帝国主義的収奪と「民族浄化」を鋭く告発する。英露、中印に翻弄されるチベットの人々の苦難の歴史を駆け足で説くともに、傍観者であることの危険に警鐘を鳴らす。また、国際社会の見事なダブルスタンダードを批判する。2021/12/15

岩月クロ

1
使われている単語は簡単なものが多いのだけれど、どうも読みにくい印象。おそらくその要因は、「あれ・これ」という曖昧な言葉で示されている先がいったいどこなのか(本書に載っているのか、いるとしたらどこか、そもそも前提条件なので記載もないのか)、がわかりにくいから、だと思う。後半に進むと慣れます。2021/01/15

Hisatomi Maria Gratia Yuki

1
冒頭、チベットの近現代までの長い歴史が、早駆けする馬に乗って見るように展開するのだが、その後も癖のある馬に乗っている感じで、読み進めるのに時間がかかった。フランス文学やフランスの思想哲学が敬遠される理由のひとつの、持って回った韜晦すれすれの言い方が読みにくい! 歴史関係の書籍で、これは疲れます。そんなわけで、ある程度チベットについて知っている人にはまだいいけど、これからチベットを知りたい人にはあまりおすすめできないかな。2014/10/10

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