PHP新書<br> インフォドラッグ―子どもの脳をあやつる情報

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インフォドラッグ―子どもの脳をあやつる情報

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  • サイズ 新書判/ページ数 211,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569690377
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C0230

出版社内容情報

脳と心を操る「情報」の扱い方に警鐘を鳴らす。

なぜゲームを始めるとやめられないのか? 薬物依存との違いは? 映像、音、画像……脳と心を操る「情報」の扱い方に警鐘を鳴らす。

私たちの脳と心は、映像や音などふだん接する“情報”によって、大きな影響を受けている。薬物を濫用すれば依存症が発生するのと同じように、“情報”によっても依存が形成され、脳と心は深刻なダメージを受けることがある。本書では、このような脳と心をあやつる“情報”を「インフォドラッグ」と呼び、その接し方・扱い方に警鐘を鳴らす。 テレビゲームはとりわけ魅力的なインフォドラッグだ。親が放っておいたら、子どもたちはほとんどの時間をゲームに費やす。なぜなら、ゲームに夢中になっているときに脳内で放出されるドーパミンの量は、覚醒

●第一章 テレビゲームはインフォドラッグである 
●第二章 テレビゲームのしすぎで依存症が起こる 
●第三章 脳にはマネる性質がある 
●第四章 暴力映像が凶暴な人をつくる 
●第五章 テレビゲームは最も効果的に暴力を教える 
●第六章 子どもの脳を汚染から守るためにできること 

内容説明

私たちの脳と心は、映像や音楽といった「情報」の影響を受けている。ときには、薬物同様に依存が形成され、脳と心は深刻なダメージを受けることがある。本書では、このような情報を「インフォドラッグ」と呼び、その危険性に警鐘を鳴らす。テレビゲームはとりわけ魅力的なインフォドラッグだ。親が放っておいたら、子どもはほとんどの時間をゲームに費やす。なぜなら、ゲームに夢中になっているとき脳内で放出されるドーパミンの量は、覚醒剤を注射したときとほぼ等しいからである。子どもたちをゲーム依存から救出せよ。

目次

第1章 テレビゲームはインフォドラッグである
第2章 テレビゲームのしすぎで依存症が起こる
第3章 脳にはマネる性質がある
第4章 暴力映像が狂暴な人をつくる
第5章 テレビゲームはもっとも効果的に暴力を教える
第6章 子どもの脳を汚染から守るためにできること

著者等紹介

生田哲[イクタサトシ]
1955年北海道・函館生まれ。東京薬科大学卒業。がん、糖尿病、遺伝子研究で有名なシティオブホープ研究所、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)などの博士研究員を経てイリノイ工科大学助教授(化学科)。薬学博士。アメリカで遺伝子の構造やドラッグデザインをテーマに研究生活を送る。現在は日本で、精神や心のはたらきを物質レベルで解析し、生化学、医学、薬学などライフサイエンスを中心とする執筆活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マエダ

57
要は暴力的なゲームをするなってところで子供の方がもろに悪影響を受けやすい。大人は自業自得だが子供は環境や親が全てである。昔から知ってる人は感覚で知ってる話にデータをつけたのが本書。2018/11/23

a

2
テレビゲームの依存性、暴力性について書かれた本。2020/08/09

TOMTOM

1
映像の脳への影響をとつとつと語っています。映像を受動的・能動的、年齢、時間、さまざまな要因で脳がどう影響され前頭葉のちからが低下していくのか。もっと多くの人々にしられてもよい話なんですけどね。2019/03/12

しんよこ

0
ゲーム=悪の立場を強調しすぎている面があるとは思われるが、有用な情報も多く含まれていると思われるし、考えさせられる内容ではあった。2014/09/02

Luna Rossa

0
ゲームが子供の脳に悪影響を及ぼすというが、その論証が不十分。凶悪犯罪を犯した者がゲーム中毒だったからといって、ゲームと犯罪との間に因果関係があるとは限らないはずだが。

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