出版社内容情報
バックパッカーの憧れの地インドなど南アジアの国々や、かつてシルクロードの交易拠点として栄えた中央アジア各国を、シニアならではの目線で紹介する至極の旅エッセイ。
内容説明
ビザの煩雑さ、移動手段、衛生面や治安に対する不安など、かつて、インドや中央アジアへのひとり旅はハードルが高かった。だが、旅がしやすい地域となったいま、この地を再び訪れると、若い頃にはわからなかった人情や歴史の深さに心がひきつけられる。混み合う列車の旅でインドの人々の優しさに気づき、シルクロードのバザールでは、悠久の時の流れに思いを馳せる―。肩肘を張らずに次なるアジアへ、シニアならではの旅に出かけよう。
目次
第1章 インド―この地を踏まずに、ひとり旅は語れない
第2章 ネパール―再訪トレッキングの聖地へ
第3章 パキスタン―旅すればときは遡る
第4章 バングラデシュ―支援と自立の狭間で
第5章 中央アジア―旧ソ連から独立した国々
第6章 シルクロード―交易を担ったソグド人の面影
第7章 新疆ウイグル自治区―ひとり旅だからこそみえるもの
終章 南・中央アジアへの旅で知っておきたいこと
著者等紹介
下川裕治[シモカワユウジ]
1954年長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。新聞社勤務を経てフリーに。アジアを中心に海外を歩き、『12万円で世界を歩く』(朝日新聞社)でデビュー。以降、おもにアジア、沖縄をフィールドに、バックパッカースタイルでの旅を書き続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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