自壊する「日本」の構造

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自壊する「日本」の構造

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  • サイズ 46判/ページ数 384p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622096702
  • NDC分類 302.1
  • Cコード C0036

出版社内容情報

現在の日本社会全体は、時代の要請によって次々に出てくる課題に対応できないどころか、政治・経済・メディア・道徳などあらゆる局面で「劣化」や「自壊」に向かっているようにみえる。日本国憲法と二重基準になっている日米安保条約はじめ、対米従属のあり方、メディアと権力の癒着の実態やジャーナリズムの課題、教育現場での右傾化、自民党一強政治の経緯、核政策と原発問題の矛盾と失敗の構造、統一教会問題からみえてくるもの、新自由主義イデオロギーが蝕んでいるものなど、多方向から、日本の過去・現在・未来を考える。

内容説明

現在の日本社会全体は、時代の要請によって次々に出てくる課題に対応できないどころか、政治・経済・メディア・道徳などあらゆる局面で「劣化」や「自壊」に向かっているようにみえる。日本国憲法と二重基準になっている日米安保条約はじめ、対米従属のあり方、メディアと権力の癒着の実態やジャーナリズムの課題、教育現場での右傾化、自民党一強政治の経緯、核政策と原発問題の矛盾と失敗の構造、統一教会問題からみえてくるもの、新自由主義イデオロギーが蝕んでいるものなど、多方向から、日本の過去・現在・未来を考える。

目次

自壊する日本の「原像」―序にかえて
新自由主義の隆盛と日本―資本に『隷属への道』を敷設する新自由主義
「異形」の安全保障と沖縄―日米関係史の中で
自壊するマスメディアからジャーナリズムを救出できるか
なぜいま映画『教育と愛国』を通して政治を考えるのか
日本の政党政治は自壊するのか―政治の対立軸と選挙制度
日本的ナルシシズムという構造と自壊
「極東条項」の崩壊―米軍第一軍団司令部のキャンプ座間移転をめぐって
核・原子力政策における日本の失敗と「ジレンマ」―学べぬ国日本の構造的課題
統一教会と現代日本の政教関係―公共空間を脅かす政教のもたれ合いと宗教右派

著者等紹介

長谷川雄一[ハセガワユウイチ]
1948年仙台市生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学、専門は日本政治外交史。東北福祉大学名誉教授

水野和夫[ミズノカズオ]
1953年愛知県生まれ。埼玉大学大学院経済科学研究科後期博士課程修了。博士(経済学)。三菱UFJモルガン・スタンレー証券チーフエコノミストを経て、内閣府大臣官房審議官(経済財政分析担当)、内閣官房内閣審議官(国家戦略室)を歴任。現在、法政大学法学部教授

島薗進[シマゾノススム]
東京大学大学院人文科学研究科博士課程・単位取得退学。東京大学大学院人文社会系研究科・教授、上智大学グリーフケア研究所所長を経て、大正大学客員教授、上智大学グリーフケア研究所客員所員。専門は宗教学、死生学、生命倫理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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まゆまゆ

12
戦後から平和な社会が続いている日本社会で、戦前から変わらない構造によってあらゆる局面で劣化が進んでいる。このまま自壊が進み回復できないままだと社会はどうなってしまうのか、テーマ別にコラム式で紹介していく内容。政治経済から対米従属、報道までいつまで権力に忖度し続けることになるのか……2024/05/21

青雲空

9
日本の右傾化、反知性主義化を検討する勉強会から生まれた本。多岐にわたる分野から研究者が参加している。 どれも読みごたえがあるが、「日本的ナルシシズムという構造と自壊」に打ちのめされる思い。特に日本政治における顕教と密教の例えは、慶応大の片山杜秀先生の主張とも重なる重要な指摘。 編者である長谷川雄一氏の序文だけでもいいから、一人でも多くの人に読んでほしい本である。2024/03/27

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