内容説明
自分の地域で子ども食堂をはじめたい方に向けて、立ち上げ準備から実際の運営方法までをQ&Aで解説。先輩子ども食堂さんの声も多数紹介!
目次
第1章 子ども食堂って何だろう?(いま、子ども食堂が熱い!;「子ども食堂」誕生まで ほか)
第2章 子ども食堂のつくり方講座(子ども食堂は自由につくっていいのですか?;子ども食堂は私でもつくれるでしょうか? ほか)
第3章 私たち地域の子ども食堂(地域が変われば、子どもの未来が変わる!;「夜の児童館」から「子ども食堂」へ ほか)
第4章 座談会・子ども食堂のミライ―子ども食堂はなぜ必要か?
第5章 あなたの街の子ども食堂(八千代オハナこども食堂;MAKANAこども食堂 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しいたけ
112
子ども食堂ムーブメントを起こしたWAKUWAKUネットワーク。この団体は映画『誰も知らない』の基になった事件が起きた豊島区で活動している。まずそのことにグッとくる。老人福祉の取り組みを描いた名著『へろへろ』と同じく、困っているたったひとりの身近な人に手を差しのべることから始まっている。行政の支援はいらないと力説している。行政が首を突っ込めば、公平性の観点からひとりの人への特別な手助けが出来なくなってしまうからだ。隣り合う人々が知恵を出し合い暖かなものを発する。裾野からのその拡がりこそが住む街を明るくする。2017/11/14
ゆう。
39
子ども食堂って何?どうしたら子ども食堂ができる?などの疑問にやさしく答えてくれる内容だと思います。居場所としての子ども食堂のあり方を考える必要性を感じていたので勉強になりました。子ども食堂の対象である子どもは貧困もいますが、そうでない子どももいます。子ども食堂は貧困対策ではないですが、地域コミュニティをつくり、居場所ともなる可能性を持ったものです。人々がつながる意味というのを考えながら子ども食堂についても見つめてみたいと思いました。2019/05/15
nico
32
0歳児を子育て中だけど小学校に復帰したい。でも保活激戦区、不妊治療も続けたい、主人が転勤族…と、今後のライフプランに悩み中。そんな時に「私がやりたいのは勉強を教えることじゃなくて子どもの居場所づくりだ」と思い出し、それなら教員に拘らなくても何かできるのでは…と手に取った1冊。活動の軌跡や携わる方々の思いを知るだけでなく、実際に子ども食堂をつくるうえでのアドバイスまであり、勉強になった。「自分に何かできたら」という思いが人との繋がりを生み、支援の入り口になっていることが本当にすごい。自分もこんな→2020/06/08
manamuse
18
ウチのオカンが前からずっとやりたいっていってるのよね…。場所がなぁ…。2022/09/16
ちーたん
13
子ども食堂作りたいと思って読みました。なんだかできそうな気がします。年寄りも生きがいを感じられるような組織を作りたいなと思います。非効率な日本を嘆いています。2016/09/19