内容説明
動物の行動を見ていてなぜだろう?と思ったことはないですか?ハエは汚い物好きなのになぜ清掃が好き?バッタは緑色なのにヒツジは白色。その理由は?ペンギンのうんち、その噴射速度は?動物の魂はどこに宿る?そんな「?」を感じる達人、それがV.B.マイヤーロホ。イグ・ノーベル賞受賞の研究者はどんなことに疑問を持ちどんな不思議を私たちに見せてくれるのだろう。
目次
1 その生態には理由がある(ナマコの中の世界記録;生れながらに知っている? ほか)
2 その行動には理由がある(雌が雄を選ぶ不可解な規準;プレゼントと求愛行動 ほか)
3 その感覚には理由がある(ニセケバエはどうやって時を知る?;電気を感じ取る ほか)
4 その他のことにも理由がある(動物の脳の活性は季節によって違うのか?;理論を超えたスピード ほか)
著者等紹介
マイヤーロホ,ビクター・ベノ[マイヤーロホ,ビクターベノ][Meyer‐Rochow,Victor Benno]
現在はドイツのブレーメンにあるヤコブ大学で生物学を、またフィンランドのオウル大学で生理学の講義を行っている。オーストラリアのキャンベラにあるオーストラリア国立大学にて二つの博士号―神経生理学と神経行動学を取得。エリザベス女王のフェローで、女王陛下に対して彼が行った南極での研究を直接御進講した経験もある。2004年には、アメリカのハーバード大学よりイグ・ノーベル賞を授与された
江口英輔[エグチエイスケ]
1933年生まれ。1964年九州大学大学院理学研究科修理学博士の学位を取得。1964~67年までアメリカのイエール大学生物学教室研究員。1967~1969年までドイツのミュンヘン大学動物学教室、アレキサンダー・フォン・フンボルト財団研究員として滞在。1969年より横浜市立大学文理学部助教授を経て理学部教授。1998年に定年退職し、現在は横浜市立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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