内容説明
結婚・出産・子どもの就学―人生の節目で、仕事のかたちをどう変えるか、時間をどう振り分けるか。長年にわたるインタビュー調査から、「パートタイム大国」オランダに生きる人々のライフスタイルを浮き彫りにする。
目次
1 働くことと生きること―なぜ、オランダか
2 ワーク・ライフ・バランスを考える
3 オランダ人の働き方はどう変わったか
4 ワークヒストリーをたどる
5 仕事と子育てを「組み合わせる」
6 母が働くとき、夫が子育てするとき
7 なぜ、パートタイムなのか
8 オランダ社会の変化のゆくえ
9 生きることと働くこと―「組み合わせ」の技法
著者等紹介
中谷文美[ナカタニアヤミ]
1963年、山口県生まれ。上智大学外国語学部卒業後、(財)京葉教育文化センター勤務を経て、オックスフォード大学大学院博士課程修了(D.Phil.取得)。現在、岡山大学大学院社会文化科学研究科教授。専門は、文化人類学、ジェンダー論。主な著書・論文として、『「女の仕事」のエスノグラフィ―バリ島の布・儀礼・ジェンダー』(世界思想社、2003年、第32回澁澤賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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