内容説明
今の自分にできることで、自分の価値を判断しちゃいかん。五年後の自分の可能性を舐めるなよ。「18歳のぼく」と「18歳のわたし」が五年後に見つけた「将来」とは?瑞々しい恋のストーリーとともにおくる希望と勇気のメッセージ。
著者等紹介
喜多川泰[キタガワヤスシ]
1970年生まれ。愛媛県西条市出身。東京学芸大学卒業。98年、横浜市に学習塾『聡明舎』を創立し、今までになかった新しい塾の形を追求し続けている。2005年、『賢者の書』(ディスカヴァー)で作家としての活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
160
読み終えて、改めてタイトルの意味を考え「なるほど」と。人生、良くも悪くも様々な出来事があって、その都度その都度、あらゆる決断を迫られます。場面場面で「スタートライン」にたち、人それぞれに思いを抱きながら走り出します。本作を高校生のトキに読んでみたかったです。大なり小なり可能性があるかぎり、チャレンジするコトは本当に大切で素晴らしいコトだなと。全てがうまくはいかないにしても、どんなコトからでも、やはり人は学べるワケであって、そこからは人はどうすべきかが重要だなと。自分を信じて夢で終わらせないのが大切ですね。2020/09/15
涼
57
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/12/post-48eae6.html 「未来には、今君らが考えている以上に、楽しいことであふれた毎日が待っている」というのは、素敵な言葉ですね。2022/12/15
さと
46
喜多川氏の本は“作品”というより“教え”という感じがする。決して新しい知識を得るというのではなく、私たちの心や思考の奥深くで長く放っておかれたものに気づかせてくれるような一冊。『賢者の書』に続いて二冊目だが、著者の情熱は一貫して流れているように感じた。何になるかではなく、どんな人として生きるか 自分が生まれてきて果たす役目とは何か?それはたった一つではなくあらゆる可能性がその選択肢として私たちの前に用意されているという。私は、好奇心だけは旺盛で思い立ったものをそのままにしておけないタイプ。(続)2023/06/18
うりぼう
46
スタートラインに立つ。それは、自分の人生は誰が決めるものでもなく、自分が全てを引き受ける覚悟を持つこと。最後まで、立つこともなく終える人生もある。それは、全てを社会や他人のせいにして、自分の不運を嘆き、他人を貶める。そうでない大人が大勢いるが、そこにフォーカスできなければ、絶対に見えない。導師がいる。そんな先生がいる。スタートラインに立とうとする2人の男女の物語。聴いて、読んで判ったつもりで、動けないもどかしさ。幸運の女神の前髪は、つかみ難い。それも縁、回り道は無駄にならない。父の過去が見えないのが残念。2012/07/18
七色一味
41
読破。将来の夢は? と聞かれた時に、子供の頃どんな夢を見ただろう。プロ野球選手? 教師? 宇宙飛行士? 漫画家? いつから、それすら「なに夢みたいなこと」と自分で諦めてしまったことか。今も、自分に夢はあるのかな。まだまだ生きてる。生きてる限りは、将来に可能性は残ってる。自分の中に残っている夢の残滓。それに向かって、前に進んでみてもいいのではないかな。 夢の持ちづらい若い世代向けの本ですが、いい加減おっさんな私が読んでも、何か背中を押してもらえるような本です。大祐も、夢を叶えつつあるということでいいのかな?2012/10/11
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