内容説明
これからの日本=自分の未来を考える。
目次
1 政治主導って、結局なんだったの?
2 増税って本当に必要なの?
3 それで日本の景気はどうなるの?
4 雇用は安定していくの?
5 それでも原発は必要なの?
6 憲法は私たちの生活にどうかかわっているの?
7 TPPと外交、どうなっていくの?
8 2つのボーダレスで語る日本の未来
著者等紹介
金野索一[コンノサクイチ]
一般財団法人日本政策学校代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬弐仟縁
11
近頃、マーカーで引いてあり、既に一読した後のような構成の本がある。本書もそうした効率重視で要点のみ拾い読み可。官僚機構は生活者の味方でなく、業界ニーズに応える使命をもつ(17頁)。非正規59%は40歳以上。39歳以下41%。35歳以下学生除くと18%(87頁)。SNEP問題は喫緊の課題。この間NHK総合でさとり世代の若者論をやっていた(1月11日放送分)。TVのフリップのデータをスマホに画像を保存した。厚労省データでは生涯賃金(短時間労働者以外)は非正規1億2161万円とあった。フルタイムパートが対象か。2014/01/27
k7ight
3
政治に全く関心や知見がない人にも非常にわかりやすく、現在の日本における論点をまとめられている。憲法、TPP、年金、アベノミクスなどについての解説、さらにそれぞれについてどんな主張がなされているのかも説明されており、各党がどの立ち位置で政治を推し進めようとしているのかが視覚的に理解できる。この本を読んで、自分はどんな意見を持つのか、どの党の意見に近いのかを考えることが重要だ。2013/08/22
ゆう
1
『基礎知識の振り返り→論点と政策の整理→有識者の意見を知る→政策ポジション図で考える』流れに沿て、ただ読むだけでなく途中で立ち止まって考えることができる1冊。2015/07/07
Akitoshi Maekawa
1
教養を身につけようと行動した今年の〆として、読むべきタイミングで読んだな、と思わせる一冊。政治・特に政策について考えるガイドラインとして、政治なんてわからない、という人はぜひ一読をおすすめします。最終章の「3つのセクターのボーダレス」は、昔考えた政治参加を思い出させてくれる。職場の壁がなくなっていく、の次のステップは政治の壁が無くなる事なのかも。2013/12/31
Takuya Yamada
1
政治、とりわけ政策について考えるためのガイドラインとして機能する一冊。個人的には「政策ポジション図」に、政党だけでなく有識者が記載されていることに好感を受けた。政策について思慮を深める際に、この本だけで完結させるのではなく、気になった有識者の意見を芋ヅル式に調べるにはもってこいです。2013/09/15