内容説明
金融恐慌後、世界は自然エネルギー産業へと舵を切り、グリーン・ニューディール政策を推進し始めた。経済問題、環境問題、資源問題をまとめて解決できる、新たな経済成長モデルのイニシアチブを握るためだ。事実、二〇年後には自動車産業を追い抜く勢いで、自然エネルギー産業とその市場は急成長を遂げている。一〇〇年に一度のパラダイムシフトともいえる革命の全貌から日本版グリーン・ニューディールの構想、そして産業や社会の未来図までを明らかにする。
目次
第1章 グリーン・ニューディールが求められるのはなぜか(グリーン・ニューディールは魔法の政策ではない;ヨーロッパから派生したグリーン・ニューディール ほか)
第2章 グリーン・ニューディールで経済・雇用を立て直す(金融・気候・エネルギー危機の処方箋;「新アポロ計画」という名称に込められたオバマの決意 ほか)
第3章 雇用二五〇万人を目指す日本版グリーン・ニューディール構想(グリーン・ニューディールの本当の意義;文明史的な転換の要請からグリーン・ニューディールは生まれた ほか)
第4章 自然エネルギーを普及させるための仕組みづくりを(今後はピーク・オイル問題が化石燃料の価格をさらに上昇させる;一〇〇年後の未来に残るのは自然エネルギーのみ ほか)
著者等紹介
飯田哲也[イイダテツナリ]
環境エネルギー政策研究所所長。1959年生まれ
田中優[タナカユウ]
未来バンク理事長、ap bank監事。1957年生まれ
筒井信隆[ツツイノブタカ]
民主党衆議院議員、ネクスト農林水産大臣、緑の成長戦略調査会事務総長、弁護士。1944年生まれ
吉田文和[ヨシダフミカズ]
北海道大学公共政策大学院教授。1950年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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