出版社内容情報
内容説明
おなじみの虫から、度肝を抜くような虫まで、いきいきとした大判の写真とともに、世界でその昆虫だけがもつ特性を紹介。世界最大、現存する世界最古の個体、半世紀以上も幼虫ですごす、キノコを栽培する、世界でたった１個体しか見つかっていない稀少種、世界最古、体の右がメスで左がオスなど、集めに集めた１３５種。
目次
第１章 究極のすがた
第２章 究極の進化
第３章 究極の影響力
著者等紹介
ジョーンズ，リチャード［ジョーンズ，リチャード］［Ｊｏｎｅｓ，Ｒｉｃｈａｒｄ］
英王立昆虫学会会員、元英国昆虫学会会長。昆虫、野生生物、ガーデニングにかんする複数の著書がある。昆虫や環境について、「ガーディアン」「ＢＢＣワイルドライフ」などの新聞・雑誌に執筆、英国のラジオやテレビにも精力的に出演している
伊藤研［イトウケン］
日本文理大学工学部教授。日本昆虫学会、日本昆虫分類学会、映像情報メディア学会会員。専門は情報デザイン学。愛媛大学農学部大学院で昆虫学を修めたのち、出版社で科学映像などを手がける。制作した作品で、国際教育映像祭ブロンズデルファン賞、教育映像祭文部大臣賞などを受賞。昆虫にかんする企画・執筆・監修等を数多く手がけている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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むぎじる
33
迫力ある写真に、ウットリしたり息をのんだり忙しかった（笑）。お気に入りは、小さなカエルやとかげ、ときにはネズミまでとらえる「キョジンカマキリ」。17年の時をきっちり守る、青い頭が素敵な「ジュウシチネンゼミ」。発見されたもので、最も大きかったコロニーは、500万～800万匹すんでいた！「ムツバハキリアリ」。2015/01/10
ジョニーウォーカー
14
表紙の写真は、マダガスカルに生息する「キリンクビナガオトシブミ」。頭部と首だけで全長の約70％を占める、世界で最も首の長い昆虫だ。そう、タイトルでもお分かりの通り、本書はいわば“昆虫界のギネスブック”。体長が56.6cmもある「チャンオオナナフシ」から、翅が24枚もある「ニジュウシトリバガ」まで、世界のさまざまなNo.1昆虫が紹介されている。ところで、世界一長寿の昆虫はいったい何年くらい生きるかご存知だろうか？ 答えは2つ。じつは成虫時か幼虫期も含めるかで記録が異なるのだ。知ったらきっと驚くと思う。2011/01/29
かっぺ（こと悩める母山羊）
8
いろいろな切り口で昆虫界の「世界一」を教えてくれる本。１ページの大きな写真は大迫力！説明も面白い！残念なところは幼虫の姿とか、世界一ポイントの説明の小さな写真をのせて貰いたかったな。本をきっかけに気になった虫をもっとより深く他の本で調べるという取っ掛かりにするにはいい本かも。2014/11/09
angelooo7
3
ねえ、最古の昆虫知ってる？ 写真がビッグで高画質。読んでてぞわぞわした。正直気持ち悪いです。小学生の時は違ったんだけどな。とりあえずジャスティン・シュミット博士にはお疲れ様と言いたい。2015/01/18
ありま
2
これは面白かった、読みがいがあった。昆虫の祖先は宇宙からやってきたという説があるらしいが、まんざら嘘でもないのではと思っちゃう。実際にむしと接触するのは怖いんだけど、図鑑は読みたい。怖いもの見たさか。
