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近代ヨーロッパの覇権(講談社学術文庫 2467)
福井 憲彦
著
発行年月 |
2017年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
409p |
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大きさ |
15cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/ヨーロッパ史 |
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ISBN |
9784062924672 |
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商品コード |
1025513880 |
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NDC分類 |
230.5 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2017年11月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025513880 |
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著者紹介
福井 憲彦(著者):1946年、東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。学習院大学文学部教授、学習院大学学長を経て、現在、学習院大学名誉教授。専門はフランス近現代史。主著に『世紀末とベル・エポックの文化』(山川出版社)、『時間と習俗の社会史』(ちくま学芸文庫)、『ヨーロッパ近代の社会史』『歴史学入門』(以上、岩波書店)など。共著に『アメリカとフランスの革命』(中公文庫)『地中海都市周遊』(中公新書)などがある。
内容
15世紀の大航海時代にアジア、新大陸に進出、激しい貿易戦争を繰り返しながらグローバル化を進め、幾多の戦乱と革命を経て国民国家を誕生させたヨーロッパ。産業革命と帝国主義により19世紀の世界に覇権を確立したが、二度の世界大戦で破局を迎える。その反省から生まれた欧州統合への長い道のりの栄光と挫折をも考察する。
講談社創業100周年記念企画「興亡の世界史」の学術文庫版。大好評、第3期の2冊目。
今日、米国、中国などとともに世界の政治経済を動かすヨーロッパの国々は、長い間アジアの後塵を拝してきた。それがなぜ世界の先進諸国として歴史の表舞台に躍り出るようになったのか。大航海時代を経て主権国家や絶対王政が誕生し、幾多の戦乱と革命を経て、産業革命を達成、19世紀の世界に覇を唱えたヨーロッパ。第一次世界大戦によって破局を迎えた後に、第二次世界大戦を経て戦後復興と欧州連合の形成へと未曽有の歴史的な実験を敢行した。いま英国のEU離脱に揺れながらも、21世紀の世界にどう舵をとるのか、近現代史の第一人者がヨーロッパの歴史と未来を考察する。
[原本:『興亡の世界史13 近代ヨーロッパの覇権』講談社 2008年刊]