アーカイブズ論~記録のちからと現代社会~
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内容
目次
翻訳にあたって 日本語版に寄せて 本書について 第1章 痕跡:ドキュメント,レコード,アーカイブ,アーカイブズ 第2章 アーカイブズ機関 アーカイブズと人間の強い欲求:記録の制度化と多様化 太古以来の制度の形式と機能 フランス革命とそれに続く19世紀 20世紀の旧植民地社会におけるアーカイブズ制度 北アメリカのアーカイブズ機関 オーストラリアの公記録機関 オーストラリアにおける資料収集のあり方 オーストラリアの企業アーカイブズ オーストラリアにおける教育と宗教のアーカイブズ 場所としてのアーカイブズと仮想アーカイブズ 結論 第3章 アーカイブズを職とすること:人間ならではのいとなみ 専門職および専門職化とは 専門職の構築:これまでの道程 レコードキーピング遺産:おもな実践の系統 伝統的役割と各系統の相互関係 電子革命:統合への触媒 再創出された専門職のグローバルな使命 再創出された専門職をめざして 専門職協会 専門知識と教育 将来をみつめて 第4章 レコードキーピングとアカウンタビリティ 誰の,何のための,誰に対しての,アカウンタビリティなのか? アカウンタビリティの行為主体としてのレコードキーパーたち:彼らの役割は何か? アカウンビリティの行為主体としてのレコードキーパーたち:彼らを信頼できるのか? 第5章 レコードキーピングと法的ガバナンス はじめに アーカイブズ学,レコードキーピング,法と国家 レコードキーピングと法システム 記録,社会的関係と法制度 アーカイブズと現代の政府 レコードキーピングの倫理 グローバル・ネットワーク・コミュニティのなかのアーカイブズ 結語 第6章 レコードキーピングと社会的なちから 権力 レコードとアーカイブズ 監視 アーカイビングにひそむまなざし 人々を捕まえる 記憶を管理する 人権 アーカイブズを描き直す 記憶のちから 記録はちからをもつ 記録の従属者 アーキビストはちからをもつ 結論 事項索引 人名索引 著者紹介 訳者紹介
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