枕草子を、文句や悪口グダグダ言っててマイナス思考で気に入らない……というマッチョな方と
最高大好き、という方と、面白いほどハッキリ分かれますよね、もちろんボクは大好きですが
いずれの御時にか……とか、日本の、ほとんどの文学って、曖昧な表現を是とするのが多い中
春はあけぼの と、言い切ってしまう潔さ、有名な冒頭四百字ほどは、名文中随一だと思います
清少納言って「絶対に牡羊座だと思う！」と言っていた女性に「ウンウン！」と、頷きましたね
対比される源氏物語ですが（同時代だからでしょうが、質が違うのに対比の対象になるのか？）
でも、枕草子がなかったら、紫式部は（対抗意識で）源氏物語を書かなかった可能性って、どう？
枕草子を、文句ばかりと嫌う人は、源氏物語を好むようですが、一方的に悪口言ってるのは……
紫式部の方で、ボクは、あまり、お友達になりたくない女性だよなぁ……と感じてしまいます
定子崩御後も書き継がれたようなので、反論機会はあったハズなのに、相手にしてないのも良い！
小野小町と同じく、江戸期には、綺麗な女性を、例えば八丁堀小町とか『〜小町』って言うように
才色兼備な美形を『〜清少納言』と、言ったそうだから、美形って伝聞があったんでしょうか？
晩年の落魄伝説も、小野小町と同じようにあるので、これって、逆説的に美形の証明なのかなって！
綺麗な方だったんでしょう、じゃなきゃ勝ち組の紫式部があんな悪口書かない、嫉妬入ってるよね
能因本からの本も読んでみたいのですが、ちょっと今は古本でも高額本しかなく、買えないなぁ
ところで、枕草子は、王朝女流の随筆文学……って、言われてるけど、本当にそうか？
そもそも随筆という概念が、この時代にあったのだろうか と思うのはボクだけかな？
（その逆もあって、古代壁画を狩猟の記録と学者は云うが、作者に芸術志向が無いと何故思うのだ？）
話が逸れましたが、枕草子、お薦めします、初段の四百余の文章だけでは、もったいないですって！
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