NHKのスペイン語講座のテキストにラテンアメリカの民話が紹介され、その本を読み、世界の民話が好きになりました。岩波書店のイタリア、スペイン、フランス、ハンガリー、シペリア、イギリスを購入しました。
民話は読みやすく、その国の特色がよくあらわれていて、おのずと惹き付けられます。
特にイギリス民話は三匹の子豚、ジャックと豆のつるなど、よく知られた話や個人的には藺草ずきんが好きでシンデレラを思い浮かべる話でした。
世界の民話が大好きですね。
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イギリス民話集 (岩波文庫 赤 279-1) 文庫 – 1991/10/16
河野 一郎
(編集, 翻訳)
「ジャックと豆のつる」や「三匹の子豚」といったおなじみの物語をはじめ,妖精や人魚の登場する幻想的な話,イギリス人好みの怪奇現象や幽霊にまつわる話,さらにユーモラスな一口噺など,一○○篇の民話を集めた.ヴァラエティに富んだこの一冊のうちに,読者はおのずからイギリス的なるものを感じとることだろう.
- 本の長さ407ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1991/10/16
- ISBN-104003227913
- ISBN-13978-4003227916
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1991/10/16)
- 発売日 : 1991/10/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 407ページ
- ISBN-10 : 4003227913
- ISBN-13 : 978-4003227916
- Amazon 売れ筋ランキング: - 47,407位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年4月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ペローやグリム童話のような話も、らほらと見受けられる。主人公の女性の幸せな結婚を嫉む女性。そしてその幸せを横取りしようとし、本当の花嫁になり替わった女性の悪事が露見し、処罰を受ける。また途中で出会った不思議な存在に親切にした末っ子が幸せを掴むとか。
また結局は運命により決められた縁には逆らえないという、東洋の話である「月下氷人」のような感じの話もあって、興味深い。ただ、小妖精や幽霊の話が多いのは、やはりイギリスの民話の特徴か。
そして何と言っても、私がこの話の中で一番印象に残るのは、初めに「エミリーの赤い手袋」と改題されたものを読んで、子供心にも恐怖と強烈なインパクトを覚えた「白い家のおじいさん」である。
たぶん最初に私が読んだこの絵本の方は、私が子供の頃、最初はテレビで放映していた「まんが世界むかし話」を書籍化した絵本だったのだと思う。何より、夜中に老人が一段一段階段を登り、徐々に部屋に近づいているのを本人が告げながら近づいてくる恐ろしさが印象的。
更に今思えば、子供ながらも、この話のその理不尽で容赦のない感じへの恐怖や不気味さを、強く感じていたのだと思う。
そして最近、私はふと思いついて、ぜひこの民話の原題や原典などを知りたいと思い、「エミリーの赤い手袋」の原典について、ネット上で検索してみた。でも、このタイトルで検索すると、日本語では専らこの「まんが世界むかし話」のことしか出てこない。
だがこれがイギリスの民話なのはわかっていたので、更に邦題を英訳したタイトルで、英語でも検索をしてみた。しかしそれでも、全くそれらしい話が見つからない。
そこでしだいに私も、さてはこれは改題されているのか?と思い始め、これも偶然ある日本語のサイトで、どうもこの「白い家の老人 The Old Man at the White House」というのが、エミリーの赤い手袋の原典らしいことがわかった。
ただ、アニメと違う点としては、少女がサリーという名前であること、更にもし手袋をなくしたら殺すわよなどと母親がすごい台詞を娘に対し、言っていること。そして少女がなくした手袋の色が、黄色であることだった。それは原典の母親のこちらの強烈な台詞の方が、荒々しくて容赦なく、いかにも民話らしい感じではあるが。
とはいえ、確かにアニメではまさかこんな台詞をこのまま放映する訳にもいかず、この点については変更せざるを得なかったのは私にもわかるのだが。でも私としてそれ以外に、この話について、何でそれこそ原題から少女の名前、更に彼女の手袋の色と、ここまで変更する必要があったのか?という疑問も感じる。
例えば手袋の色に関しては、赤い方が印象的だからだろうか?
それにしても、その内にこの話の原典に興味を持ち、ぜひ原典でも読んでみたいと思う、私のような人も中にはいると思う。だから元の民話の原題までを変えてしまうのは、よけいな変更だったのではないだろうか?
また結局は運命により決められた縁には逆らえないという、東洋の話である「月下氷人」のような感じの話もあって、興味深い。ただ、小妖精や幽霊の話が多いのは、やはりイギリスの民話の特徴か。
そして何と言っても、私がこの話の中で一番印象に残るのは、初めに「エミリーの赤い手袋」と改題されたものを読んで、子供心にも恐怖と強烈なインパクトを覚えた「白い家のおじいさん」である。
たぶん最初に私が読んだこの絵本の方は、私が子供の頃、最初はテレビで放映していた「まんが世界むかし話」を書籍化した絵本だったのだと思う。何より、夜中に老人が一段一段階段を登り、徐々に部屋に近づいているのを本人が告げながら近づいてくる恐ろしさが印象的。
更に今思えば、子供ながらも、この話のその理不尽で容赦のない感じへの恐怖や不気味さを、強く感じていたのだと思う。
そして最近、私はふと思いついて、ぜひこの民話の原題や原典などを知りたいと思い、「エミリーの赤い手袋」の原典について、ネット上で検索してみた。でも、このタイトルで検索すると、日本語では専らこの「まんが世界むかし話」のことしか出てこない。
だがこれがイギリスの民話なのはわかっていたので、更に邦題を英訳したタイトルで、英語でも検索をしてみた。しかしそれでも、全くそれらしい話が見つからない。
そこでしだいに私も、さてはこれは改題されているのか?と思い始め、これも偶然ある日本語のサイトで、どうもこの「白い家の老人 The Old Man at the White House」というのが、エミリーの赤い手袋の原典らしいことがわかった。
ただ、アニメと違う点としては、少女がサリーという名前であること、更にもし手袋をなくしたら殺すわよなどと母親がすごい台詞を娘に対し、言っていること。そして少女がなくした手袋の色が、黄色であることだった。それは原典の母親のこちらの強烈な台詞の方が、荒々しくて容赦なく、いかにも民話らしい感じではあるが。
とはいえ、確かにアニメではまさかこんな台詞をこのまま放映する訳にもいかず、この点については変更せざるを得なかったのは私にもわかるのだが。でも私としてそれ以外に、この話について、何でそれこそ原題から少女の名前、更に彼女の手袋の色と、ここまで変更する必要があったのか?という疑問も感じる。
例えば手袋の色に関しては、赤い方が印象的だからだろうか?
それにしても、その内にこの話の原典に興味を持ち、ぜひ原典でも読んでみたいと思う、私のような人も中にはいると思う。だから元の民話の原題までを変えてしまうのは、よけいな変更だったのではないだろうか?
2019年8月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
探していたお話の原作がはいっているということで購入しました。
色々なお話が入っていて読みごたえがありました。
色々なお話が入っていて読みごたえがありました。
2015年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大案変気に入りました。
対応も早く本も予想以上に綺麗な状態でした。
気に入ったものがあればストーリーテリングにも使えそうですね。
大人も子供もわくわくして楽しめる、良い内容です。
対応も早く本も予想以上に綺麗な状態でした。
気に入ったものがあればストーリーテリングにも使えそうですね。
大人も子供もわくわくして楽しめる、良い内容です。
2012年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
特に、冒頭の4話は、猛烈に面白い。こわーい話、へーんな話を、薄暗い囲炉裏端で、おばあさんが、活き活き語り、詠う、その調子そのもの。印刷文字に迄、気を配って貰って、臨場感まで伝わる、素晴らしい訳。ここまで流暢に、特異なムードを翻訳で生み出せるとは、重ね重ね素晴らしいと思う。もちろん、話も面白いのだが、その前に翻訳に感動してしまった。
中身は、100の小話を、「むかし話」「ふしぎな話」「こっけいな話」の3部に編んであるが、「むかし話」が、飛びぬけて面白い。民話なので、どこが、ルーツなのか良く判らないが、「シンデレラ」や「ジャックと豆の木」の原型(もしくは、異伝?)等、如何にも、イギリスらしい、おどろおどろしさ、乾いた皮肉、薄笑いなんかが感じられ、お国柄が偲ばれる。グリムや、アンデルセンとは、全く異なる、何か、こわい、それでいて、もっと近しい感触が、妙な納得感を持って、意外ながら、心和ませてくれた。
中身は、100の小話を、「むかし話」「ふしぎな話」「こっけいな話」の3部に編んであるが、「むかし話」が、飛びぬけて面白い。民話なので、どこが、ルーツなのか良く判らないが、「シンデレラ」や「ジャックと豆の木」の原型(もしくは、異伝?)等、如何にも、イギリスらしい、おどろおどろしさ、乾いた皮肉、薄笑いなんかが感じられ、お国柄が偲ばれる。グリムや、アンデルセンとは、全く異なる、何か、こわい、それでいて、もっと近しい感触が、妙な納得感を持って、意外ながら、心和ませてくれた。
2003年9月28日に日本でレビュー済み
「飛行機や電車の中で何しようかな~」って時にこのイギリス民話集を読んでみてはいかがですか?,この本には100の話が入っています。ご存知の「ジャックと豆のつる」や「三匹の子豚」などから,不思議な話,怖い話,おかしな話,そしてちょっといい話などまで盛り沢山です。一話一話は結構短いので気軽に読める本です。しかも,歴史あるイギリスだけあって,内容はそれぞれ味がありますよ!!