教科書っぽくなく、安直な解説書でもなく、よくできてる国際金融の解説書だと思います。
最も理解しにくい、国際金融独自の考え方など基礎的なところについて、丁寧なわかりやすい説明です。
あらためて著者の説明力に驚きます。
2009年の発行なので、国際収支表が改訂されている点など注意が必要ですが、本格的な教科書を読む前に読んでおくと、国際金融論がぐっとわかりやすくなると思います。
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国際金融入門 (岩波新書 新赤版 385) 新書 – 1995/4/20
岩田 規久男
(著)
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なぜ急激で大幅な円高が起きるのか? それでも経常収支の黒字が減らないのはなぜか? ますます進む国際化のなかで,日本経済の実態と課題を考えるために,国際金融の理解は不可欠である.国際収支の決定や為替レートなどの理論・仕組みを基本から明快に解説しながら,国際通貨制度の歴史もふまえた,絶好の入門書.
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1995/4/20
- ISBN-104004303850
- ISBN-13978-4004303855
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1995/4/20)
- 発売日 : 1995/4/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4004303850
- ISBN-13 : 978-4004303855
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2016年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
国際収支の基礎概念から、為替相場の変動要因、国際通貨体制まで。
新書版ですが、内容は高度です。
私は金融機関出身ですが、読み進むのに相当苦労しました。
そのつもりで読んで下さい。
新書版で、「入門」とついていますが、この分野に全く予備知識にない方には、やや難易度が高い本と思います。
新書版ですが、内容は高度です。
私は金融機関出身ですが、読み進むのに相当苦労しました。
そのつもりで読んで下さい。
新書版で、「入門」とついていますが、この分野に全く予備知識にない方には、やや難易度が高い本と思います。
2021年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
資産運用をしていて、国際金融の基本を勉強をしようとして買いました。最初の方は難しくて、何度も挫折しかけましたが、根気良く読み続けて、だんだんわかるようになりました。変動相場制と経済危機の歴史が手にとるようにわかるようになりました。大きな変化も、それまでの歴史を理解しておけば、ある程度予測できると思いました。
2020年3月16日に日本でレビュー済み
私の手元にあるのは1995年発行版で、今から20年以上前の作品であるが、国際金融の入門書としては、まだその輝きを失っていない。国際金融を制度、理論及び歴史の面から説明し、固定相場制と変動相場制の相違やその変遷を簡潔に説明している。本書は全8章から構成されており、第1章で外国為替を取り扱っている。貿易論の教科書を読んでいる気分になるが、国際金融が実際の貿易と密接に関わって発展してきた経緯を思い出させるものである。
著者は、次の点を言及している
・米国の経営収支の赤字の長期的継続は、米国の高消費と低貯蓄が原因(p.124)
・固定相場制では金融政策を国内均衡の維持のために採用することは困難(p.197)
・長期的に経常収支は一国の長期的な完全雇用の下における国民総生産と内需の大きさにより決まり、為替相場の影響は受けない(p.209)
・1973年の第一次石油ショックは、日本が変動相場制移行後に発生したが、仮に固定相場制の下で起きていたら日本経済はより深刻な景気後退に陥り、失業率も上昇していたであろう(p.210)
・円・ドル相場は、短期的にはバブル的投資などにより影響を受けるが、中期的には日米の期待実質金利差を反映して変化すると考えられる(p.221)
本書の最後で、著者は、円高とアジア諸国の発展によりもたらされるものは、日本の国内産業の空洞化ではなく、国内産業の高度化と高福祉化であり、労働の短縮と余暇の増大である、と述べている。本書の執筆から20年以上が経過した日本の現状を、著者がどう評価するか聞いてみたいものである。(2018/8/12)
著者は、次の点を言及している
・米国の経営収支の赤字の長期的継続は、米国の高消費と低貯蓄が原因(p.124)
・固定相場制では金融政策を国内均衡の維持のために採用することは困難(p.197)
・長期的に経常収支は一国の長期的な完全雇用の下における国民総生産と内需の大きさにより決まり、為替相場の影響は受けない(p.209)
・1973年の第一次石油ショックは、日本が変動相場制移行後に発生したが、仮に固定相場制の下で起きていたら日本経済はより深刻な景気後退に陥り、失業率も上昇していたであろう(p.210)
・円・ドル相場は、短期的にはバブル的投資などにより影響を受けるが、中期的には日米の期待実質金利差を反映して変化すると考えられる(p.221)
本書の最後で、著者は、円高とアジア諸国の発展によりもたらされるものは、日本の国内産業の空洞化ではなく、国内産業の高度化と高福祉化であり、労働の短縮と余暇の増大である、と述べている。本書の執筆から20年以上が経過した日本の現状を、著者がどう評価するか聞いてみたいものである。(2018/8/12)
2012年1月14日に日本でレビュー済み
資本取引では資本収支は変化しない。経常収支が変化して初めて資本収支は変化する。
また経常収支=資本収支が変化しても国内のマネーサプライは変化しない。
マクロ経済学の入門書に出てくるマンデルフレミングモデルを理解する上でも
最も基本となる国際収支についての正しい理解が書かれている教科書は非常に少ない。
マクロ経済学の教科書を読む前に先に本書を読んでおこう。
ただし3章まででいい。4章以降はどうせ他の本で勉強する。
同じ岩波新書の金融入門にしてもそうだが、この頃の岩田規久男の著書は神レベル。
また経常収支=資本収支が変化しても国内のマネーサプライは変化しない。
マクロ経済学の入門書に出てくるマンデルフレミングモデルを理解する上でも
最も基本となる国際収支についての正しい理解が書かれている教科書は非常に少ない。
マクロ経済学の教科書を読む前に先に本書を読んでおこう。
ただし3章まででいい。4章以降はどうせ他の本で勉強する。
同じ岩波新書の金融入門にしてもそうだが、この頃の岩田規久男の著書は神レベル。
2019年12月31日に日本でレビュー済み
リーマンショック後、EU諸国と異なり、ハンガリーやチェコなどの中東欧諸国では急落した米国のサブプライム・ローンをほとんど所有していなかったにもかかわらず、経済危機に陥った。一見無関係に見える中東欧諸国がサブプライム危機で何故あれほどのダメージを受けたのか、ずっと疑問に思ってきたが、本書を読んで、大損失を負った米国や欧州の金融機関が、中東欧諸国への貸し付けを止めたり、資本を引き上げたりしたからだということがわかった。このように、グローバル化した世界を読み解くためには、国際金融の基礎的理解が欠かせない。
上記のような問題意識から国際金融の基本を理解するために、本書を購入したが、やや考えが甘かった。岩田先生による『経済学を学ぶ』『マクロ経済学を学ぶ』『金融入門』などは、経済学を専門としない私自身にも非常にわかりやすい解説書であったため、本書も気軽に手にした。だが、国際金融というものは、「風が吹けば桶屋が儲かる」といった感じの複雑な論理がかなり多く、素人が簡単に理解できるものではないということがよくわかった。初学者向けには、もう1ランクレベルを落とした入門書があると、ありがたいと感じた。
上記のような問題意識から国際金融の基本を理解するために、本書を購入したが、やや考えが甘かった。岩田先生による『経済学を学ぶ』『マクロ経済学を学ぶ』『金融入門』などは、経済学を専門としない私自身にも非常にわかりやすい解説書であったため、本書も気軽に手にした。だが、国際金融というものは、「風が吹けば桶屋が儲かる」といった感じの複雑な論理がかなり多く、素人が簡単に理解できるものではないということがよくわかった。初学者向けには、もう1ランクレベルを落とした入門書があると、ありがたいと感じた。
2006年7月17日に日本でレビュー済み
日々刻々変わっていく為替レート。どうして、その金額になるの?
まあ、その取引を見れば、そうなんだけれど、でも根本的にはよくわからず
ニュースを見ては「円高だな〜」とか「ありゃりゃ、円安だ」なんて思うだけ。
本書は一般人向きに、外国為替の仕組みからデリバティブ、
国際通貨制度までわかりやすく解説した本。
おもしろいのは、その時々ではさまれる歴史的知識。
ブレトンウッズ体制という金本位制度があるのですが、
その制定時の話や(ここで円は1ドル360円に決まった)、
ニクソン・ショックにより変動相場制に変わった話。
これによって、経済がどのように変わっていったのか、
そして変わらなかったらどうだったのか、なども記されています。
日本の国内事情なども総合的に判断していて、公平な視点を感じます。
全体的にも、コンパクトによくまとめてあり、読みやすい。
まあ、その取引を見れば、そうなんだけれど、でも根本的にはよくわからず
ニュースを見ては「円高だな〜」とか「ありゃりゃ、円安だ」なんて思うだけ。
本書は一般人向きに、外国為替の仕組みからデリバティブ、
国際通貨制度までわかりやすく解説した本。
おもしろいのは、その時々ではさまれる歴史的知識。
ブレトンウッズ体制という金本位制度があるのですが、
その制定時の話や(ここで円は1ドル360円に決まった)、
ニクソン・ショックにより変動相場制に変わった話。
これによって、経済がどのように変わっていったのか、
そして変わらなかったらどうだったのか、なども記されています。
日本の国内事情なども総合的に判断していて、公平な視点を感じます。
全体的にも、コンパクトによくまとめてあり、読みやすい。
2009年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大学で国際金融を学ぶ機会がなかったというビジネスパースンと非経済系の現役大学生に特に推奨したい。国際金融の基礎的なテーマがほぼ網羅されており、いわゆるリーマンショック後の世界金融危機も取り上げている。たった780円で国際金融の基礎を知ることができるのだから、本とはなんとも安いものである。