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奇想天外・英文学講義: シェイクスピアからホームズへ (講談社選書メチエ 200) 単行本 – 2000/10/1

5.0 5つ星のうち5.0 3個の評価

〈英文学〉、こんなにおもしろくていいの?
メディア論、美学、社会学、哲学、美術史……と手を結び、超英文学ここに始まる。

「魔術師シェイクスピア」「記録魔デフォー」「見世物狂キャロル」などなど。英文学の名作と、一見無関係に見える「その外部」に潜むものの不思議な関係とは?光学から哲学、博物学から観相術、さらには造園術から魔術思想まで、人も知る「超」英文学者が噂の講義力で、機略縦横、傍若無人の英文学しゃべりたおし!

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

英文学の名作と一見無関係に見える「その外部」に潜むものとの不思議な関係とは。文学の領域を大きく超えて近代思想の潮流を捉える試み。メディア論、美学、社会学、哲学などと手を結び超英文学ここに始まる。

著者について

1947年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、東京都立大学教授。神戸芸術工科大学特任教授。翻訳家。専門は、視覚文化論、十八世紀英文学。著書に、『黒に染める』(ありな書房)、『江戸の切り口』(丸善)、『高山宏のブックカーニヴァル』(自由国民社)、『高山宏の椀飯振舞』(松柏社)など、訳書に、『春画』(講談社選書メチエ)、『アートフル・サイエンス』(産業図書)、『アルチンボルド』(ありな書房)、『視線』(研究社)など、多数ある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2000/10/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/10/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 262ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062582007
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062582001
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 3個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2010年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現在では『近代文化史入門 超英文学講義』 と改題され講談社学術文庫に入っているものですので、そちらを読めばよいのかもしれませんが、私個人は講談社文庫版はなぜか読みづらく感じて途中で放り出してしまいました。その後、同じ本だと気づかずこちらを購入、面白くて一気に読み終えました。
何が違うかというと、元の本で、<文学だけ読んでる文学者に文学はわからない>という意味の言いたい放題を言っている<毒>の部分が、文庫版では微妙に修正されているようなのです。それも、どこがバッサリ改稿してある、というよりは、<言葉尻>の次元で。文庫版の冒頭で、品格第一のご時勢でもあり「少し挑発の修辞が過ぎる節々」は「躊躇なく削った」と断り書きしてあります。しかし、もともと、出版社に2日間通い、酒をかたむけながら、興にまかせてしゃべりまくった「語りおろし」。そうした「挑発の修辞が過ぎる」部分にこそ、いわば唯我独尊が身上というこの大学者の勢い、持ち味がよく出ているように思うファンもきっと多いのではないでしょうか。その意味で、こちらのほうがライヴ感満点、読み物としても痛快のように(あくまで個人的には)感じました。
もちろん修辞云々は別にして内容は大変刺激的。ニュートンの著書『光学』が同時代の文学者によく読まれていたこと、ボヘミアからイギリスに亡命したコメニウスが「見えない大学」を創設し、勅許を得て王立協会になり、その経済部門が紙幣、株式会社、ロイズ保険など近代の経済制度を生み出していったこと、スイス人化学者ロジェが有名な辞書『ロジェズ・シソーラス』を作ったこと、20世紀のシェイクスピア・ルネッサンスで中東欧の学者がはたした大きな役割など、奇抜で新鮮な知見がごぼごぼあふれ出してきます。この点は文庫版でも変わりません。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2000年12月5日に日本でレビュー済み
あの大学の名物先生が喋り尽くす英文学講義。英文学者といえばかび臭い本のページをめくりながら黙々と書物に当たっているというイメージを打破する高山宏の傑作講義。内容も決して軽い物ではなく、かなりの本格派なので、知ってる人しか分からない、というネタから知らない人でもオーケーなネタまで幅広いがいわゆる一般読者に向けられた本で値段も安い。1600円で6000円分の知識を手に入れたい人向きです。この人の本で教えられる事は大変多いので、衿を正して大笑いしながら読みましょう。
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