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輝く都市 (SD選書 33) 単行本 – 1968/12/5

4.2 5つ星のうち4.2 11個の評価

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「輝く都市」はル・コルビュジエの都市計画案のなかでも広く知られたものであり、20世紀の都市計画のあり方に最も影響を与えてきた都市像のひとつである。本書はその設計理念を語るものであり、都市に関心をもつ者にとっての必読の書である。

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目次

アスコラルの介入
1943年およびそれ以後
技術的観点、精神的観点、両者の連帯性
新しい機械主義社会、建築上の革命成就、新理論応用図、建築および都市計画について
諸原則、人間と自然
道具類の獲得
都市計画探究の試み
土地の占拠
既成の観念は問題外
打ち建てられた理論、その応用
11の部会の研究による理論確立
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商品の説明

著者について

[著者]
ル・コルビュジエ
本名シャルル・エドゥアール・ジャンヌレ。1887年、スイス、ラ・ショオ・ド・フォンに生まれ、1965年没。地元の美術学校に学んだ後、ヨーロッパ各地を旅行。1917年以来パリに定住し、絵画、建築、都市計画、著述に従事する。マルセイユのユニテ・ダビタシオン、ロンシャンの教会、チャンディガールの都市計画などの作品を遺した。
著作には本書のほかに『建築をめざして』『今日の装飾芸術』『ユルバニスム』『伽藍が白かった時』『近代絵画』などがある。

[訳者]
坂倉準三(さかくら・じゅんぞう)
1901年岐阜県に生まれる。1927年東京大学美学美術史学科卒業。1927年渡仏、パリ大学エコール・スペシァル・デ・トラヴォ・ピュブリック建築科に学ぶ。1931~36年ル・コルビュジエに学ぶ。1940年坂倉準三建築研究所設立。
主要作品に、パリ万国博日本館、神奈川県立近代美術館、日仏学院、羽島市庁舎、東急文化会館、神奈川県庁舎、新宿西口ならびに小田急ビルなど多数。1969年没。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 鹿島出版会 (1968/12/5)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1968/12/5
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 280ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4306050335
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4306050334
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 11個の評価

著者について

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ル・コルビジェ
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上位レビュー、対象国: 日本

2022年1月6日に日本でレビュー済み
第二次世界大戦後の1947年に出版されたコルビュジエの都市論。
戦前に出版された『ユルバニスム』が理論的な色合いが濃かったのに比べて、この本では内容がとても具体的なものになっている。
コルビュジエによるスケッチも数多く掲載されていて、コルビュジエがイメージしていた都市の姿やその構成要素がどんなものであったのかが、よくわかってそれらだけを眺めていても楽しめる。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年6月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
有名建築家、というだけではないが、その手法、思考にいたる書記などがあり大変勉強になります。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2002年12月28日に日本でレビュー済み
建築ないしは都市計画について、それぞれの時代背景を考慮せず比較することは極めて危険である。そういった意味でも、1947年当時のコルビュジェの都市に対する思想は、現代のそれには必ずしもマッチするものではないかもしれない。したがって、本書から未来の都市計画象を描くことは難しい。
そうではなくて、本書で彼から享受すべき示唆はもっと深遠なところにある。
それは、あくまでも建築や都市は「道具」であって、世界は「人間が中心」であるべきだと。
もちろんそれは、人間のエゴであるとかそういった種類の「中心」ではない。どんな「ハコ」に住んでいるかで人間の価値が規定されるような世界ではなく、人間そのものが価値を創造しうる世界へ。それが本書を通した彼の願いであったように思う。こういった主張は、逆に建築家、都市計画の実務家であった彼だからこそ、主張しえたと言えよう。
そういったことからも、建築・都市計画関連の読者だけでなく、産業や商業その他あらゆるカタチで、わずかでも都市に関わる広い読者に、本書は推薦できると思われる。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年12月10日に日本でレビュー済み
コルビュジェの建築は素晴らしいと思うし、将来の都市を考える上で初めて 1車社会化による広幅員道路 2エレベータの発明による高層ビル を考慮に入れた点は偉大だ。だが、高層ビル+広場 という形式が画一的な都市しか生み出さないのは、似通った駅前の姿や某●ビル(のみに限らないが)の再開発事例を見れば自明。当時としては勿論画期的な書だが、今となっては古典だ。(吉祥寺や代官山から路地裏まで、人間がある程度落ち着く街は適度なヒューマンスケールを備えている事が重要であると考える。)
それなのに、政府&不動産屋はいい加減に都市再生と称する経済一辺倒開発ばかりを推奨して、従来の良い町を無視して壊すことばかり推奨している。貧困な無個性タウンの増殖のみが繰り返されている。あれだけ勉強した精鋭の官僚が揃ってるならもう少し文化面にも気を配ってほしい。 
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート