ファイナンスの何たるかを理解できず、証券アナリストの試験も落ちたまま(苦笑)でここまできました。
何とかファイナンスを理解したいと思い、「数式やグラフを使わない」というオビに惹かれて購入しました。
結論から言うと、この本を読んで「明日を生きるための教養が身につく」とは思いませんし、「充実した人生を生きるためのノウハウ」も得られるとは思いません。
そんな皮相なビジネス書ではなく、もっと人間の内面というか人生の深淵に迫る、そんな一冊だと思います。
この本を読んで、なぜ私は臆病でなかなか一歩を踏み出せないのか、何となく分かったような気がします。
「数字を使わずにファイナンスを語った本」ではなく、「ファイナンスの人間臭さを照らし出すことを通じて、明日に一歩踏み出すための勇気をもたらしてくれる本」です。
何度でも読み返して自分の背中を押してくれる気がします。
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明日を生きるための教養が身につく ハーバードのファイナンスの授業 ハーバード・ビジネス・スクール伝説の最終講義 単行本 – 2018/11/15
ノーベル賞受賞者(オリバー・ハルト教授)も絶賛!
「現代ファイナンス理論をこんなにも魅力的に読めるなんて! 」
ファイナンスは自分の将来を見つめる力だ!
ファイナンスの世界的権威が、数式やグラフ使わずにその基本原理を語り、これから充実した人生を生きるためのノウハウとして教える。ハーバード・ビジネス・スクールの卒業生に贈られた歴史的名講義が待望の書籍化!
ファイナンスや金融には人間の生き方を変える力がある――価値とリスクを将来にわたって見通すノウハウとしてのファイナンスは、そのまま人生に活かせる! ハーバード・ビジネス・スクールを巣立つ学生たちに語られたファイナンス版ハーバードからの贈り物!
ハーバードでファイナンスを教える名物教授が、数字やグラフの代わりに文学や映画、歴史や哲学のレンズを通して、お金、金融、リスク、リターンなど、ファイナンスの基本原理と人間の幸福な生き方を教える。
探偵ハードボイルド小説の名作『マルタの鷹』からは不確実な人生と対処法を。恋愛小説『傲慢と偏見』の女性たちからは、人生のリスク管理の達人的思考を。ギリシャ悲劇は破産と債務超過についての第一級の教科書だ。カズオ・イシグロの『日の名残り』はレバレッジの力と危険性を教えてくれる。
ファイナンスを、冷たくて人間味がなくてとっつきにくいと思っている人は多い。たいていの人は「ファイナンス」と聞くと小難しいエリートの学問で、日常生活には関係ないと感じてしまう。中には金融マンや金融業界を毛嫌いする人もいる。だが本来、ファイナンスは人間の本質に深く根付いたものだ。人生の営みそのものと言ってもいい。
一見とっつきにくい「ファイナンス」が、人間の本質や人生とどう密接につながっているか。ハーバード・ビジネススクールの卒業生に送られる最終講義の書籍化。世界の本質をファイナンスの目で見られるようになると、人生はこんなに豊かにできる。
「現代ファイナンス理論をこんなにも魅力的に読めるなんて! 」
ファイナンスは自分の将来を見つめる力だ!
ファイナンスの世界的権威が、数式やグラフ使わずにその基本原理を語り、これから充実した人生を生きるためのノウハウとして教える。ハーバード・ビジネス・スクールの卒業生に贈られた歴史的名講義が待望の書籍化!
ファイナンスや金融には人間の生き方を変える力がある――価値とリスクを将来にわたって見通すノウハウとしてのファイナンスは、そのまま人生に活かせる! ハーバード・ビジネス・スクールを巣立つ学生たちに語られたファイナンス版ハーバードからの贈り物!
ハーバードでファイナンスを教える名物教授が、数字やグラフの代わりに文学や映画、歴史や哲学のレンズを通して、お金、金融、リスク、リターンなど、ファイナンスの基本原理と人間の幸福な生き方を教える。
探偵ハードボイルド小説の名作『マルタの鷹』からは不確実な人生と対処法を。恋愛小説『傲慢と偏見』の女性たちからは、人生のリスク管理の達人的思考を。ギリシャ悲劇は破産と債務超過についての第一級の教科書だ。カズオ・イシグロの『日の名残り』はレバレッジの力と危険性を教えてくれる。
ファイナンスを、冷たくて人間味がなくてとっつきにくいと思っている人は多い。たいていの人は「ファイナンス」と聞くと小難しいエリートの学問で、日常生活には関係ないと感じてしまう。中には金融マンや金融業界を毛嫌いする人もいる。だが本来、ファイナンスは人間の本質に深く根付いたものだ。人生の営みそのものと言ってもいい。
一見とっつきにくい「ファイナンス」が、人間の本質や人生とどう密接につながっているか。ハーバード・ビジネススクールの卒業生に送られる最終講義の書籍化。世界の本質をファイナンスの目で見られるようになると、人生はこんなに豊かにできる。
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2018/11/15
- 寸法13.9 x 2.6 x 19.5 cm
- ISBN-104478104026
- ISBN-13978-4478104026
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商品の説明
著者について
ミヒール・A・デサイー(Mihir A. Desai)
ハーバード大学教授。ビジネス・スクールでファイナンスを教え(みずほフィナンシャルグループ教授)、ロースクールでは税法を教える。インドで生まれ、香港とアメリカで育つ。ビジネススクールの学生時代には上位5パーセントに与えられるベイカースカラーに輝き、その後フルブライト奨学生としてインドに留学。ハーバード大学で政治経済学の博士号を取得した。経済と金融の評論家としてメディアにもたびたび登場。コーポレート・ファイナンスから公共政策まで、幅広くコメントしている。その研究は金融専門誌だけではなく、経済誌やニューヨークタイムズ、ワシントンポスト、ウォール・ストリート・ジャーナルなどで取り上げられている。ファイナンスという難科目を担当しているにもかかわらず、2001年にはビジネススクールで教える優秀な教師を表彰する学生協会賞を受賞するほどの人気教授である。
関美和(せき・みわ)
翻訳家、杏林大学外国語学部准教授。慶應義塾大学卒業後、電通、スミス・バーニー勤務を経て、ハーバード・ビジネス・スクールでMBA取得。モルガン・スタンレー投資銀行を経て、クレイ・フィンレイ投資顧問東京支店長を務める。主な翻訳書に、『ハーバード式「超」効率仕事術』『誰が音楽をタダにした?』(共に早川書房)、『シェア』『MAKERS』『ゼロ・トゥ・ワン』(いずれもNHK出版)、『Airbnb Story』『「おカネの天才」の育て方』(共に日経BP社)などがある。
ハーバード大学教授。ビジネス・スクールでファイナンスを教え(みずほフィナンシャルグループ教授)、ロースクールでは税法を教える。インドで生まれ、香港とアメリカで育つ。ビジネススクールの学生時代には上位5パーセントに与えられるベイカースカラーに輝き、その後フルブライト奨学生としてインドに留学。ハーバード大学で政治経済学の博士号を取得した。経済と金融の評論家としてメディアにもたびたび登場。コーポレート・ファイナンスから公共政策まで、幅広くコメントしている。その研究は金融専門誌だけではなく、経済誌やニューヨークタイムズ、ワシントンポスト、ウォール・ストリート・ジャーナルなどで取り上げられている。ファイナンスという難科目を担当しているにもかかわらず、2001年にはビジネススクールで教える優秀な教師を表彰する学生協会賞を受賞するほどの人気教授である。
関美和(せき・みわ)
翻訳家、杏林大学外国語学部准教授。慶應義塾大学卒業後、電通、スミス・バーニー勤務を経て、ハーバード・ビジネス・スクールでMBA取得。モルガン・スタンレー投資銀行を経て、クレイ・フィンレイ投資顧問東京支店長を務める。主な翻訳書に、『ハーバード式「超」効率仕事術』『誰が音楽をタダにした?』(共に早川書房)、『シェア』『MAKERS』『ゼロ・トゥ・ワン』(いずれもNHK出版)、『Airbnb Story』『「おカネの天才」の育て方』(共に日経BP社)などがある。
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2018/11/15)
- 発売日 : 2018/11/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 336ページ
- ISBN-10 : 4478104026
- ISBN-13 : 978-4478104026
- 寸法 : 13.9 x 2.6 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 57,940位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 215位MBA(経営学修士)
- - 234位金融・ファイナンス (本)
- - 5,214位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白い章とそうでない章が色々でした。
分厚い本なので、最初のページから順に読まなくても、目次見て興味のある章を選んで読んでもいいと思います。
途中からそういう読み方にしたら、だんだん面白くなってきました。
分厚い本なので、最初のページから順に読まなくても、目次見て興味のある章を選んで読んでもいいと思います。
途中からそういう読み方にしたら、だんだん面白くなってきました。
2019年9月16日に日本でレビュー済み
この本は、ファイナンスの理論を学べる本ではありません。ある程度ファイナンスの知識がある人が、史実をファイナンスの観点で味わいなおす本です。「歴史でロマンを感じたい」&「ファイナンスの基本知識はある」という2つの条件がそろうと読んでいて「面白い」と感じるかもしれませんが、どちらかない(もしくはどちらもない)という方は、読んでも「で、結局何が言いたかったの?」ということになります。読み手の教養が試される本なのかもしれません。
2020年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『お金の事』『仕事で成功するには』
良くありがちな最近流行の本に多い内容を1冊にまとめた本。
少し哲学的な部分もあり、さらっと読むというよりはじっくりと「自分の人生に当てはめたら。」と考えながら自己解釈を記録して読み進めると良い本。
良くありがちな最近流行の本に多い内容を1冊にまとめた本。
少し哲学的な部分もあり、さらっと読むというよりはじっくりと「自分の人生に当てはめたら。」と考えながら自己解釈を記録して読み進めると良い本。
2019年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
たくさんの寓話等のストーリーから、ファイナンスっぽいものをこじつけている。
この時の主人公の考え方は、ファイナンスののこれこれだ、とあるが、だから何?となる。この本で教養が身につくとは思えない。
この時の主人公の考え方は、ファイナンスののこれこれだ、とあるが、だから何?となる。この本で教養が身につくとは思えない。
2019年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ファイナンスの視点から、自分の生活、将来、考え方についてヒントを得たり準備をするための、人生の先輩からの優しい案内です。大学などで身につけた経験をもとに就職して、家庭を作り、隣人や社会に貢献するのは、とても大変です。何か壁当たったと感じたときに、本書の内容を思い出すでしょう。
タイトルが、めちゃくちゃおかしいけど、内容は素晴らしい本です。巻末に参考文献を略している(これじゃ教養が身につかない)のに、不要な解説文があるのも不思議。電子書籍には参考文献のリンクがあるのかな。
タイトルが、めちゃくちゃおかしいけど、内容は素晴らしい本です。巻末に参考文献を略している(これじゃ教養が身につかない)のに、不要な解説文があるのも不思議。電子書籍には参考文献のリンクがあるのかな。
2020年1月11日に日本でレビュー済み
残念ながら低評価せざるを得ない。そもそも原題が、The Wisdom of Financeなのに、ハーバードの名を冠しているところから怪しさを感じた。
トピックが広範にわたり、2ページ程度しか各トピックに割かれておらず、スピードが速すぎて頭の切り替えが追いつかないどころか、深く知ることが出来ないせいでフラストレーションを感じる。
非常に表層的な居酒屋談義をするための書だと思う。題名からハーバードの文字を消したほうがよい。
トピックが広範にわたり、2ページ程度しか各トピックに割かれておらず、スピードが速すぎて頭の切り替えが追いつかないどころか、深く知ることが出来ないせいでフラストレーションを感じる。
非常に表層的な居酒屋談義をするための書だと思う。題名からハーバードの文字を消したほうがよい。