プロイセンに蝦夷地売却、輪王寺の宮擁立。この段階で
朝敵の汚名を着せられるのは仕方がないのでは。木戸の厳罰論も仕方がない。
明治天皇は西郷と木戸を最も信頼してた。
薩長の蛮行を非難しといて、大垣藩士が会津に同情してたと書いててびっくりした。
有名な神保雪子凌辱があるのに。
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よみなおし戊辰戦争: 幕末の東西対立 (ちくま新書 299) 新書 – 2001/6/1
星 亮一
(著)
帯あり。受け取られる方が不快に思われるような、傷みのひどい本、見苦しい本などは扱っておりません。本品は目立つような傷・汚れもなく、よい状態です。気持ちよく鑑賞していただけるのではないかと思います。専用書庫にて保管しております。ご注文確定後、速やかに送付いたします。
- 本の長さ204ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2001/6/1
- ISBN-104480058990
- ISBN-13978-4480058997
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2001/6/1)
- 発売日 : 2001/6/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 204ページ
- ISBN-10 : 4480058990
- ISBN-13 : 978-4480058997
- Amazon 売れ筋ランキング: - 739,774位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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1935年仙台市生まれ。
1959年東北大学文学部国史学科卒業。
2002年日本大学大学院総合社会情報研究科修士課程修了。
福島民報記者(県政キャップ)、福島中央テレビ報道制作局長等を経て現在、歴史作家。
著書『奥羽越列藩同盟』『幕末の会津藩』『会津落城』(以上、中公新書)、『最後の幕臣小栗上野介』(中公文庫)、『呪われた明治維新』『京都大戦争』『明治維新血の最前戦』『伊達政宗』(以上、さくら舎)、『偽りの明治維新』(だいわ文庫)、『東北を置き去りにした明治維新』(文芸社)、『明治維新というクーデター』『脱フクシマ論』(イースト・プレス)など多数。
『奥羽越列藩同盟』で福島民報出版文化賞、新選組の研究とテレビ出演でNHK東北ふるさと賞、『国境の島・対馬のいま』(現代書館)で日本国際情報学会功労賞受賞。
福島の原発問題と地域再生についても雑誌その他に寄稿している。
日本国際情報学会会員/戊辰戦争研究会を主宰
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戊辰戦争とはなんだったのかを考えるいい機会になった。事実に即して記述されており、良書だと思う。
2018年9月13日に日本でレビュー済み
仙台生まれの筆者が、戊辰戦争の読み直しを、広く読者に訴えている。
これまでは、戊辰戦争における会津藩や仙台藩、長岡藩などの奥羽越列藩同盟の各藩は、朝敵とされてきた。
筆者はそうした言わば勝者の理論に異議を唱え、いかに新政府側が東北を軽蔑し、圧倒的な軍力の差を背景に、悲惨な戦いを仕掛けたのかを、豊富な資料を使って、厳しく告発している。
最後の章では、最近行われたシンポジウムの様子が紹介されているが、未だに東北の人々が、その恨みを忘れていないことを知り、歴史の持つ重みについて、改めて考えさせられた。
これまでは、戊辰戦争における会津藩や仙台藩、長岡藩などの奥羽越列藩同盟の各藩は、朝敵とされてきた。
筆者はそうした言わば勝者の理論に異議を唱え、いかに新政府側が東北を軽蔑し、圧倒的な軍力の差を背景に、悲惨な戦いを仕掛けたのかを、豊富な資料を使って、厳しく告発している。
最後の章では、最近行われたシンポジウムの様子が紹介されているが、未だに東北の人々が、その恨みを忘れていないことを知り、歴史の持つ重みについて、改めて考えさせられた。
2004年8月25日に日本でレビュー済み
戊辰戦争をめぐる東西(会津・秋田などVS薩摩・長州)の対話をめざした最近の歴史シンポでの興味深い発言が、随所に記録・引用されています。各地の代表者たち(つまり かつての賊軍と官軍の末裔ということになります)が、ある人は100年の恩讐を越えようとし、ある人は今だからこそ同盟軍側(東北諸藩)の真意と正義を主張し薩長を激しく攻める。しかし、東北も一枚岩ではなく・・・。
それにしても維新の大功者とされる松蔭たちを生んだ萩には高速道路も大学もないが、完膚無きまでに滅ぼされた会津に現在では高速道路と大学があるそうです。それを会津に来て知った萩市長さんが「それなのになぜ萩が(会津から)標的にされねばならないのかと思う程でした」と慎重に発言しています。近代史はまだ切れば血が出るという話が随所で伺える好著です。
被害を受けた側は、決して忘れない ただ 言えなかっただけだ という歴史の鉄則を確認させるものでもあります。
それにしても維新の大功者とされる松蔭たちを生んだ萩には高速道路も大学もないが、完膚無きまでに滅ぼされた会津に現在では高速道路と大学があるそうです。それを会津に来て知った萩市長さんが「それなのになぜ萩が(会津から)標的にされねばならないのかと思う程でした」と慎重に発言しています。近代史はまだ切れば血が出るという話が随所で伺える好著です。
被害を受けた側は、決して忘れない ただ 言えなかっただけだ という歴史の鉄則を確認させるものでもあります。