本書は、行動経済学のいわゆる読み物系でない、数少ないまともな教科書でした。
なお、既存レビューに著者の宗教観についてやや穿ったものがあるが、
研究は基本的に論文を引用しているため、著者による恣意的な誘導は特に見られない。
この本から論文へ進むこともできる、適切な橋渡しを行う教科書であると感じました。
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行動経済学 -- 伝統的経済学との統合による新しい経済学を目指して 新版 単行本(ソフトカバー) – 2018/12/22
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最新の研究成果を盛り込んだ充実の新版
初版刊行以来,行動経済学の体系的テキストとして好評を博した本書を,近年の研究成果を盛り込み大幅改訂。研究の進展が著しい社会的選好と規範行動経済学の章を,それぞれ「基礎と発展」「理論と応用・政策」に分けて,「ナッジ」などの最新のトピックを追加。
初版刊行以来,行動経済学の体系的テキストとして好評を博した本書を,近年の研究成果を盛り込み大幅改訂。研究の進展が著しい社会的選好と規範行動経済学の章を,それぞれ「基礎と発展」「理論と応用・政策」に分けて,「ナッジ」などの最新のトピックを追加。
- 本の長さ324ページ
- 言語日本語
- 出版社有斐閣
- 発売日2018/12/22
- 寸法14.9 x 1.4 x 21.2 cm
- ISBN-104641165386
- ISBN-13978-4641165380
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商品の説明
著者について
慶應義塾大学教授
国際電気通信基礎技術研究所 脳情報通信総合研究所 数理知能研究室室長
国際電気通信基礎技術研究所 脳情報通信総合研究所 数理知能研究室室長
登録情報
- 出版社 : 有斐閣; 新版 (2018/12/22)
- 発売日 : 2018/12/22
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 324ページ
- ISBN-10 : 4641165386
- ISBN-13 : 978-4641165380
- 寸法 : 14.9 x 1.4 x 21.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 300,192位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,589位経済学 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2023年3月11日に日本でレビュー済み
始めてこの分野の本として読んだので、気付きは以下のとおりだが、大学等での教科書としてなら受け入れられても一般書では疑問符がのこる書きっぷりというのが正直なところだった:
経済学=限られた資源をどう人々に分配されているか、されるべきかを探求→望ましい政策へ
伝統的経済学の経済主体=経済人Homo-economics=利己的合理的に自分の効用を最大化する⇔現実の人間は完全に利己的ではないゆえに行動経済学は前記経済人を仮定しない経済学
サイコパス=経済人的合理性で論理的に考える∴道理や倫理が無い!
囚人のジレンマ=ベストな選択肢はお互いが自白せず懲役2年の刑罰を受けるという選択肢。しかしこの場合、意思疎通をはかる術がないので相手に裏切られる可能性もあり。したがって「自白しない」という選択は自分にとってリスクが高いことが分かりベストな選択とは言えず。この場合、両者ともに最も合理的でリスクの少ない選択肢はお互いに自白して懲役5年の刑罰を受けることに。このようにお互いが利害関係を重視するあまり最も効率が良い選択ができず、両者とも合理的な選択だと思える立場で均衡が取れている状態を「ナッシュ均衡」という。
利害関係にある全ての人たちが良い結果を得るための方法を導き出すことがゲーム理論の基本。己の利益だけを追い求めると結果的にベストな選択が出来ないのです。ゲーム理論はそのことを数学的に証明
「ナッシュ均衡」の生みの親ジョン・ナッシュ:ジョン・ナッシュは1928年、アメリカのウエストバージニア州で生まれ若い頃から天才と呼ばれ1950年にプリンストン大学で博士号を取得し「ゲーム理論」の発展に大きく貢献し、20世紀有数の数学者。1959年に統合失調症を患い長い間、闘病生活を送りながら研究を続けていたことでも有名。1960年代後半に病状が悪化した際は妻がナッシュを支え、看病。2001年にはナッシュを題材にした映画「ビューティフル・マインド」が公開され、同作品はアカデミー賞を受賞。長年、研究を続けてきた成果が認められ1994年には「非協力ゲームの理論における均衡の先駆的な分析」でノーベル記念経済学賞を受賞。晩年も主任研究員としてプリンストン大学に在籍し、研究を続け2015年にノルウェー政府は数学での研究実績を評価するために「アーベル賞」というものを設けその授賞式に出席するためオスロを訪れていたナッシュ夫妻は授賞式後アメリカに戻り、その帰り道で不慮の事故に遭い亡くなった。
世界に最も影響を与えた数学者の死は当時、多くの人に衝撃を与え天才数学者が提唱した理論は経営や経済を学ぶ人にとって重要な知識のひとつ。特に中小企業診断士を目指す人は必ず理解しておく必要がある。
経済学=限られた資源をどう人々に分配されているか、されるべきかを探求→望ましい政策へ
伝統的経済学の経済主体=経済人Homo-economics=利己的合理的に自分の効用を最大化する⇔現実の人間は完全に利己的ではないゆえに行動経済学は前記経済人を仮定しない経済学
サイコパス=経済人的合理性で論理的に考える∴道理や倫理が無い!
囚人のジレンマ=ベストな選択肢はお互いが自白せず懲役2年の刑罰を受けるという選択肢。しかしこの場合、意思疎通をはかる術がないので相手に裏切られる可能性もあり。したがって「自白しない」という選択は自分にとってリスクが高いことが分かりベストな選択とは言えず。この場合、両者ともに最も合理的でリスクの少ない選択肢はお互いに自白して懲役5年の刑罰を受けることに。このようにお互いが利害関係を重視するあまり最も効率が良い選択ができず、両者とも合理的な選択だと思える立場で均衡が取れている状態を「ナッシュ均衡」という。
利害関係にある全ての人たちが良い結果を得るための方法を導き出すことがゲーム理論の基本。己の利益だけを追い求めると結果的にベストな選択が出来ないのです。ゲーム理論はそのことを数学的に証明
「ナッシュ均衡」の生みの親ジョン・ナッシュ:ジョン・ナッシュは1928年、アメリカのウエストバージニア州で生まれ若い頃から天才と呼ばれ1950年にプリンストン大学で博士号を取得し「ゲーム理論」の発展に大きく貢献し、20世紀有数の数学者。1959年に統合失調症を患い長い間、闘病生活を送りながら研究を続けていたことでも有名。1960年代後半に病状が悪化した際は妻がナッシュを支え、看病。2001年にはナッシュを題材にした映画「ビューティフル・マインド」が公開され、同作品はアカデミー賞を受賞。長年、研究を続けてきた成果が認められ1994年には「非協力ゲームの理論における均衡の先駆的な分析」でノーベル記念経済学賞を受賞。晩年も主任研究員としてプリンストン大学に在籍し、研究を続け2015年にノルウェー政府は数学での研究実績を評価するために「アーベル賞」というものを設けその授賞式に出席するためオスロを訪れていたナッシュ夫妻は授賞式後アメリカに戻り、その帰り道で不慮の事故に遭い亡くなった。
世界に最も影響を与えた数学者の死は当時、多くの人に衝撃を与え天才数学者が提唱した理論は経営や経済を学ぶ人にとって重要な知識のひとつ。特に中小企業診断士を目指す人は必ず理解しておく必要がある。
2020年5月6日に日本でレビュー済み
コンパクトに理論的な説明がされていて非常にわかりやすい。また、行動経済学の各分野で行われている研究が体系的に整理されているので、これから行動経済を使って研究を行いたい人にとっても有用な本だと思う。
2019年11月23日に日本でレビュー済み
力作だが、後半に著者の宗教観などが出てくるのが残念。