会社、学校など、大半の人は何らかの組織に所属して生活しています。そこでは、複数人の集まりに特有な心理状態が発生し、個人に影響を及ぼします。ちなみにこの本は、"組織"として主に会社を念頭においているようです。
対人関係(第8章)が問題になることは勿論、キャリアプランを考え、達成していく必要もあれば(第5章)、各自のモチベーション維持(第7章)は重要な課題です。バーンアウト(いわゆる燃えつき)という心理状態が構成員に見られることもあり(第9章)、意思決定にまつわる問題が発生(10章)することもあります。これらについて心理学から分析を加えます。
浅く広く、様々な話題にふれたプレーンなテキストです。引用文献にはその分野でメジャーな作品ばかりがチョイスされて載っているので、より深く学びたくなった時の参考に出来ます。
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| 価格 | ￥2,750 | ￥2,420 | ￥2,750 | ￥2,750 | ￥2,750 |
| 著者 | 高木 修 監修 竹村和久 編集 | 高木 修 監修，神山 進 編集 | 高木 修 監修，土田昭司 編集 | 高木 修 監修，田尾雅夫 編集 | 高木 修 監修，大坊郁夫 編集 |
| 内容 | 消費行動を解明しその予測を行うにあたって，従来のマーケティングにおける消費者選択理論や経済学における効用理論も援用しながらも，社会心理学的観点から消費行動にアプローチする。第一線の研究者が，消費行動研究のフロンティアの実例をあげながら政策的意見も含めて実社会の問題に具体的にわかりやすくかかわった書。 | 人間の日常生活における基本的な行動である被服行動に視点をおき，それに関連する学問分野（家政学，生活科学，マーケティング論など）の幅広い研究データをもとに，それらに社会心理学の立場から考察と検討を加える。被服に関連する人間行動の「なぜ」「どのようにして」を分析し，体系化する。 | 社会心理学のなかでも，対人行動や対人関係における心理の解明は，その中心的な研究領域である。そこで扱う現象は，一般人のごく日常的な生活のなかで絶えず生じている現象であるはずである。そのことを意識した編集と，第一線で活躍する研究者を執筆陣に揃え，理論や概念を紹介するにとどまる既刊本との差別化を図る。 | 人間の行動を理解するためには「組織」を理解しなければならない。大多数の人が組織に属し，組織によって生活の大部分が支えられているからである。組織とは何か，組織と私たち人間はどのような関係にあるのか，どのように影響され，逆に影響を与えているのかなどを，経営学的な観点と心理学的な観点からアプローチする。 | 人はなぜ化粧をするのか。化粧をすることでどのような効用や影響があらわれてくるのか。本書ではまず，外見についての美意識，美しさの由来，社会性などを探り，さらに，化粧行動の歴史や文化性，心理的機能，対人的な効用，健康や社会的適応をはかるための役割などについて，最新の研究動向を踏まえながら詳説する。 |
