無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
持続可能なエネルギー―「数値」で見るその可能性 単行本 – 2010/10/28
デービッド J.C.マッケイ
(著),
村岡克紀
(翻訳)
新興国のエネルギー需要の急増とそれに伴う石油価格の高騰、政治的に不安定な国々に偏在しているエネルギー資源、地球温暖化―と、エネルギー問題はこのところ緊迫度を増しています。現在の化石燃料依存率85%を脱却するために必要な施策をあらゆる角度から「数値」を基に論じた、イギリスでのベストセラーの和訳。
- ISBN-104782801696
- ISBN-13978-4782801697
- 出版社産業図書
- 発売日2010/10/28
- 言語日本語
- 本の長さ398ページ
登録情報
- 出版社 : 産業図書 (2010/10/28)
- 発売日 : 2010/10/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 398ページ
- ISBN-10 : 4782801696
- ISBN-13 : 978-4782801697
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,060,289位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 91,636位科学・テクノロジー (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2012年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
おそらくほとんどの人は-私も含め-その数字と語調にいくらかの戸惑いを覚えるだろう。だが、本書に挙げられた数値に基づく議論は特に今の日本に求められるものである。〜で出来るはずだ、で物事を考え(第一歩としてはそれでも良いのだが)都合の悪い数値を見れば陰謀だと叫ぶ様な人に特に読ませたいものである
2012年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
バランスシートのところは秀逸です。ガソリン自動車をエネルギーでみると効率が良くないですが、電気にくらべると1kWhあたりのガソリン代は安い。ガソリンもバターも100gあたりも熱量が同じなのはしらなかった。もう少し安ければ星4つ。
2012年9月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原発全廃論が行きかう中、では今後のエネルギーはどうやって担っていくことで持続可能な社会を築けるのだろうと疑問に思う方は多いはず。この本は風力、太陽光などの各種エネルギーの特徴などについて概要ではあるものの、一般市民として知っておくべき知識が網羅されていると考える。
極論すると、どれか一つの自然エネルギーのみで持続可能な社会は築くことはできないという点が分かってくるかと思う。本書は基本的に欧米の視点で書かれているため、日本の太陽光効率や風力などを見る際は少しインターネットで知識を補足した方が良い。欧米と比べて日本の風力発電は風況がよくないため効率は当然落ちる。さらに、台風の影響も考慮する必要があるため、強度上アメリカ設置のものよりは強くする必要があり、その設置コストも上がる。といった特徴がある。風況がよくないため、日本はフロート式風力発電が進むとも考えられている。アメリカでは、フロート式はコストがかさむため実験的な導入にとどまると考えられるが、日本はフロート式にしないと適地がないので、コストが高くても風力発電をエネルギー原とするときはフロート式に頼らざるを得ない。こういった点を少し日本人的な視点で補完するとすれば、本書は良書となりえる。
風況の良くない日本、日照率もよくないので、欧米より太陽光発電による発電単価も高い日本。自然エネルギーを導入するには最悪な国に見えるが、その分地熱発電が豊富に期待できる。
こういった全体的な見方をできるようになるために、本書は一般人が読む入門書としては良いのではないだろうか。
極論すると、どれか一つの自然エネルギーのみで持続可能な社会は築くことはできないという点が分かってくるかと思う。本書は基本的に欧米の視点で書かれているため、日本の太陽光効率や風力などを見る際は少しインターネットで知識を補足した方が良い。欧米と比べて日本の風力発電は風況がよくないため効率は当然落ちる。さらに、台風の影響も考慮する必要があるため、強度上アメリカ設置のものよりは強くする必要があり、その設置コストも上がる。といった特徴がある。風況がよくないため、日本はフロート式風力発電が進むとも考えられている。アメリカでは、フロート式はコストがかさむため実験的な導入にとどまると考えられるが、日本はフロート式にしないと適地がないので、コストが高くても風力発電をエネルギー原とするときはフロート式に頼らざるを得ない。こういった点を少し日本人的な視点で補完するとすれば、本書は良書となりえる。
風況の良くない日本、日照率もよくないので、欧米より太陽光発電による発電単価も高い日本。自然エネルギーを導入するには最悪な国に見えるが、その分地熱発電が豊富に期待できる。
こういった全体的な見方をできるようになるために、本書は一般人が読む入門書としては良いのではないだろうか。
2010年12月3日に日本でレビュー済み
エネルギーの低炭素化に関係する技術は、省エネ・再生可能エネルギー・原子力など多岐にわたる。しかも必要なだけの低炭素化を行うには、その全てを活用しないといけないと言われている。それらの技術の現状について、1つ1つ、簡単に現状を解説している。どれも万能でもなく無能でもないことを伝え、現実的な組み合わせ方を読者自身も考えるように促している。
分厚さに尻込みするかも知れないが、記述は比較的平易で、ユーモアもある。焦らず読み進めれば、知恵熱を出さずに済むのではないだろうか。
反面、それぞれの技術の将来見通しについての記述は非常に限られている。例えば、蓄電池や太陽電池の価格性能比向上の見通しについては詳しく触れられていない。本書はあくまで現状の俯瞰のためのものであり、今後の具体的予測まで行うにはさらなる調査が必要と考えられた方が良いだろう。
分厚さに尻込みするかも知れないが、記述は比較的平易で、ユーモアもある。焦らず読み進めれば、知恵熱を出さずに済むのではないだろうか。
反面、それぞれの技術の将来見通しについての記述は非常に限られている。例えば、蓄電池や太陽電池の価格性能比向上の見通しについては詳しく触れられていない。本書はあくまで現状の俯瞰のためのものであり、今後の具体的予測まで行うにはさらなる調査が必要と考えられた方が良いだろう。