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存在の理法 from books.google.com
... 存在の理法」(『日本倫理思想史』緒論)である。人は常に他者との「間柄」のなかで行動しているという人間観からこの理論は ... 存在でもあるとされる。簡単に言えば、個人が集団から完全に分離することもなく、反対に集団が個人の選択を封殺することもなく ...
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... 存在の理法を内から摑む事である。存在の理法とはベルグソンのいう生命的秩序、意志された秩序に外ならない。この存在の ordre がまさに存在の論理である。吾々が瞬間瞬間に意志の中へ吾々の存在を押し返す事によって élan vital の尖端にたっ事が出来る ...
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... 存在共同を容認するに至らしめて失わないのである。従て世界宗教がいかにこれを排撃しようとも、人間はこの道を捨てなかた。男女の道は人倫き性格を振り捨てることはできぬ。にもかかわらず、それは人間存在の理法を実現する最も端的な道としての意義を ...
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... 存在自身に内在する理法としての「空の弁証法」が人間存在の根本理法に据えられて、和辻の全体系がそのうえに構築されていくのであるが、このとき人間「存在」の事実は逆に「理法」の名のもとに自由に取捨選択されることになる。そして、それを可能にした ...
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... 存在の理法〉に反し、滅びの道をまっしぐらに霧進する旧人間に対し、もう一度存在の理法〉を尊重し、滅びを回避するよう統制するためです。諸君、旧人間は、もはや言葉で言うだけでは、何もしません、〈理法〉に目ざめることはないのです。道は一つ。旧 ...
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和辻哲郎の主著であり、近代日本最大の体系的哲学書。家族から文化共同体に至る人倫態の考察を経て、本冊では、「人倫的組織の人倫的組織」である国家が、あらゆる共同体を ...
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... 存在の理法を開示するという時の開示そのものでもあるわけです。或いは、存在そのものが、いわば、いう意味で 0310108 ^と言われる。 011 -とは「有」ということで、 10803 というのは存在の理法ということ、同時或いは、理と言ってもよいが、その存在の ...